本日はiPhoneアプリ「小田急沿線自然ふれあい歩道」から愛甲石田駅コース「大山山麓の里山を訪ねて」を散策して来ました。
愛甲石田駅駅を下車して陸橋を渡り、国道246号線を伊勢原方面に出発。
道了尊入口の信号の先にまず、第一ポイント「浄土宗 浄心寺」。
山門は藁葺き屋根で本道前にはイトヒバが植栽されています。
住宅街の小道を抜け、アマダという会社の外壁に沿って進んで行き四角山橋で東名高速を渡り再び住宅街へ。
そして第二ポイント「高森山 関泉寺」。
のどかな里山風景といいますか、田園風景を見ながら緩やかなつま先上がりの小道を進み第三ポイント
「緑台小学校 森の教室」へ。
ちょっと森林浴をした後は第四ポイントの高森神社。
解説によると「日本に水稲文化を広めた加茂族の首長、味須岐高彦根命を祭る数少ない神社」だそうです。
本殿裏には社殿焼失後に「福神龍」と呼ばれる椎の木の形が出現したそうです。
(枝葉が折れたか焼失した後の形が天に昇る竜の姿に見えるそうです)
第五ポイントの前にコンビニで飲み物を購入して一服。
道路を挟んだ先に高森道了尊。
急な石段を上った先に奥宮があり、狛犬の後ろにはそれぞれ烏天狗と天狗の像が鎮座。
愛甲石田駅に方面に進み東名高速道の高架下をくぐって右手の山を目指して行き、
住宅街を歩き曲がり角の右手に調整池を兼ねた沈水公園であるすみだ公園。
雨が降ったり増水時には近づかないように注意が書かれた看板がありました。
住宅街の道は徐々に、ゆるやかに上り坂。
第七ポイントの塚越公園はこの場所で最も標高が高く、螺旋階段を上った先には「望岳台」という東屋があり
かっては大山へ至る矢倉沢往還の中で景勝の地とされ、茶店が営まれていたそうですが、今では東屋の横から
大山を望む方向には雑木が伸び、家が建ったりして景観はよくなく残念な結果になっています。
国道246号を渡って、小田急線の踏切を渡って細い道を進んで四つ角を右に曲がると第八ポイント「長龍寺」。
山門右側に植栽された朱色のノムラカエデが見物だそうです。お寺の手前を右に曲がると大山が見えます。
長龍寺の左を回り込むように未舗装の小道を進んで行くと正面にこんもりとした林が見えて来ます。
このこんもりとした小山が第九ポイントの「小金塚神社」で、直径50m、高さ6mの古墳時代前期の円墳で
出土品の朝顔形埴輪は南関東では最古と言われているそうです。
コースを確認しながら、右左と曲がって歩いてよく見たら遠回りしていると思いつつ進んだところで水神池。
ここに寄るためにこのコースだったのかと思いましたが表示にはなし。
単純に地図全体を眺めて最終ポイント「子安神社」を目指していたらこの池を拝めずにいたところでした。
子安神社は村社で創建年代は不詳だそうですが、平安時代末期以前にはあったらしいです。
祭神は伊弉諾尊と伊弉冉尊、境内東側に道祖神と五輪塔がありました。
以上で今回の散策は終了。愛甲石田駅に戻って帰路へ。
帰宅後、撮影した画像はいつも通りムービプラスで動画にしていたので編集してアップ。