昨日、写真コース4回生の皆さんからお食事会の招待を受けました。
このクラスは、Takayukiが1回生、私が2回生の時に授業を担当。
授業終了後はあまり会うこともなく、久しぶりの再会でした。
(実は私の心の中では2年前に卒業しているような感覚です。)
そのため、卒業を前にして既に「なつかしい・・・」と思ってしまう私でした。
仕事が決まり住居をどうしようか考えている人
翌日、仕事の研修があってドキドキしてる人
まだ仕事の職種を決めかねている人
単位不足で卒業できず、留年・退学・休学、どれを選択するか悩んでる人
などなど、
様々な状況を伺いました。
皆さん人生の節目にいるんだなぁと実感。
自分のことを思い出すと、私は大学卒業後、
在学中に在籍していた研究室で仕事が決まっていたので、
卒業するという感覚もなく、就職するという感覚もなく
節目を感じることがなかったです。
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卒業の話の前に
芸術系大学の学生にとっては卒業制作という大きな課題があります。
4年間の集大成としての作品を楽しみにしています。
京都造形芸術大学卒業制作展
2009年2月25日~3月1日
京都市美術館
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この日、私たちそれぞれに、たくさんのメッセージが書かれた色紙を頂きました。
これって、やっぱりうれしいですね。
Yoshie
早朝の電車に乗っている時の事です。
ぼんやりと窓を見ていると、
車内の女性と窓に写り込んでいる男性が
見つめあっているような構図に気付きました。
男性の姿は外の風景と重なって
鮮明に見えたり、半透明に見えたり。
映画「ゴースト」のワンシーンのように亡霊と対話しているようでした。
Yoshie
追記
あからさまにカメラを取り出し撮影をはじめた私を不審に思った女性は
次の駅で下車してしまいました。
街中で撮影するには、もっとさりげなく撮影しないと・・・。
年度末のこの季節は芸術系の学校では卒業制作や進級制作の追い込みの時期となります。
ある学校でのこと。進級制作の審査会の場で気になる作品がありました。
動物の姿をしたカメラの提案。
オブジェ的魅力もあり、トイカメラの一種として成立しそう。
しかし、動物の姿をしたカメラというだけでなく、機能も独創的。
シャッターボタンを押すと、極彩色の写真やセピアトーンの写真が撮影できる設定です。
とぼけた動物の姿がとてもキュート。
こんなカメラがあったら、私はきっと購入しちゃうと思います。
Yoshie
本日、TIPAの暗室をプチ改造しました。
エアコンの正面にある蛍光灯と平行にステンレス棒を取り付けました。
これはいったい何かと申しますと・・・
ご覧のように、フィルムの乾燥場となります。
さっそく、乾燥具合を試してみると
コーヒーを飲んでいた20分程の間にしっかり乾いていました。
これは、なかなか使えます!
Yoshie
昨年末、TIPAを会場にして京都造形芸術大学学習会主催のワークショップが開催されました。
“コモディティ・アート”として、日用品を使ってアートをしようという主旨のワークショップです。
今回の内容は一言でいうと「コーヒー現像」です。
現像液をインスタントコーヒーと炭酸ソーダを使って作り、フィルム現像と印画紙現像をしました。
講師のF・ゴーツ氏は打ち合わせの段階では、
「あまり期待はしないで下さいね。ぼんやりと像が浮き出る程度です。」と、おっしゃっていましたが、
フィルム現像・印画紙現像共に、しっかりと画像を得ることができました。
運がよければ・・・ではなく、参加者全員がその成果を持ち帰りました。
上の写真はコーヒーでフィルム現像をしたモノクロフィルムです。
みごとにコーヒー色に染まっていますが、ちゃんと画像が存在します!
すごいです。マジックショーのようでした。
Yoshie