徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

北海道へ! 静謐な風景

2008-08-24 | 日常生活のお話

苫小牧を目指して走っている時に道沿いの木々の向こうに湖が見え、
近くに空き地があったので車を止めました。
車を降りると子供たちの声が遠くから聞こえてきて、
その声に誘われ歩いていくと“ウトナイ湖”という看板がありました。
看板の奥には驚くような風景が・・・。



光輝く湖面に白鳥が優雅に泳いでいます。
人を避ける様子もなく、別次元に存在するかのような動きに驚きました。



しばらくすると先客は去り、私たちと年配のご夫婦だけの静かな空間になりました。
とてもゆったりとした時間が流れ、この世ではないような静謐な風景に感動しました。



このウトナイ湖はラムサール条約により国際的な保護湿地として登録され、
約250種を越える野鳥の聖域となっているようです。

Yoshie


北海道へ! 札幌競馬場

2008-08-22 | 日常生活のお話



小樽に到着後、
札幌へ移動していると“札幌競馬場”という道路標識が目に付きました。
とりあえず訪問することに。
この日は日曜日でしたが、残念ながらレースは開催されていませんでした。
しかし、訪問した記念に函館競馬場でのレースの馬券を買いました。



予習することなく購入したので当たるはずもなく・・・。





1907年に開業した歴史ある札幌競馬場。
ところどころに不思議な空間が存在していました。 

Yoshie


北海道へ! 船の旅

2008-08-20 | 日常生活のお話

ピンホール写真芸術学会のシンポジウムと展覧会が
北海道の紋別で開催することになりました。
そこで、私たちは撮影を兼ねて北海道へ行ってきました。
空路では関西から紋別への直行便がないため、
舞鶴から小樽へのフェリーを使うことに。



夜の0:45に出発し翌日の20時45分に到着する船旅です。
20時間も船で過ごすので、
ちょっと贅沢に1等洋室を予約しました。
個室なので乗船したら自宅状態です。



洗面の前にはコーヒーセットを設置し、
いつでもコーヒーが飲める体制にしました。
テレビ鑑賞にあけくれゴロゴロしていると、あっという間に・・・



小樽に到着!



北海道の旅が始まりました。
(8月2日~3日の記録です。)

Yoshie


植田正治写真美術館でのワークショップ / トラブル発生!その2 

2008-08-14 | TIPAに関するお話
美術館に着いて、さっそくワークショップ会場のセッティングにとりかかりました。2度目のワークショップだったので会場作りのイメージはできていました。あらかじめ学芸員さんが暗室準備を済ませてくれていたので、すぐにセッティングが完了するはずでした。ところが、4台の引伸機のうち1台が作動しません。どうやら電球が切れているようなのです。


写真屋さんに在庫がないかと問い合わせましたがハロゲンランプは簡単には見つかりません。またもやトラブル発生かと思いましたが、幸運にも今回の内容は臨機応変に対応できる“フォトグラム”。ダンボールで簡易ブースを4箇所作り、ペンライトでの露光の魅力を紹介することに。


ワークショップ当日は、作業が混み合うこともなくスムーズに進行し、たくさんのユニークな作品が完成しました。なんとかなってヨカッタ・・・。 Yoshie





追記:海で釣りをする様子を描いたこの作品、細部にこだわった表現が素敵でした。


植田正治写真美術館でのワークショップ / トラブル発生!その1

2008-08-12 | TIPAに関するお話

7月27日の出来事です。明日に控えた植田正治写真美術館でのワークショップのために、鳥取へ向かいました。家を出て近所のガソリンスタンドで給油している時、Takayukiが真剣な表情で「トラブル発生。」と小声でささやきました。前輪のタイヤに釘が刺さって大きなオデキができているのです。今にも破裂しそうな状態。




急遽、オートバックスへ向かいました。移動中にタイヤが破裂すると衝撃でハンドルが取られて恐ろしい事になることが予測できます。タイヤに負担をかけないように運転し、なんとかオートバックにス到着。ホッとしてお店でタイヤ交換を依頼すると、45分待ち!3時に美術館に入ることになっているので、自宅付近で停滞しているわけにはいきません。とりあえず、後輪を前に移動し、後ろに小さなスペアタイヤをセットすることに。




その後、90分の遅れを取り戻すために途中休憩無しで車を走らせました。美術館に着いたのは3時2分。出迎えてくれた学芸員さんは駐車場で時間調整をして美術館に入館されたのかと思ったそうです。





なんとかなってヨカッタ・・・。
しかし、その後にもトラブルが待ち受けていました。(次に続く)  Yoshie