みそ汁はたまご入り

群馬の山奥・通称ムーミン谷に住んでいる プライベーターラリーストのライブログ

Motec補正 オーバーヒート対策

2008-06-27 17:06:04 | MOTEC・LINK・GEMS・ECU

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東京ラリーで交換し忘れたサーモスタットを交換しました。

純正からラリーアート製に交換です。

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純正は開弁温度が80℃なのがラリーアートは76,3℃

に下がります。

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エボ7、8はもっと開弁温度が低いですがエボⅨは

若干温度が高いです。

だからといってエボ7,8用は形状が違うので

付けられませんませんのでご注意を!

エボⅨは水温をあまり下げるとマイベックの動きが

悪くなるようなのでこの温度設定のようです。

きっと水温が低いと油圧のかかりが悪くなるのでしょう!

メーカーが考える事は全て理由が有るんですね。

東京ラリーは低速で上りがきついコースが多いので

水温には厳しいコースですが、すっかりそんな事忘れていて

というかサーモが純正と言う事を忘れていました。

そう言えばラリージャパンは逆にオーバークールに

なるというので純正に戻したんですね。

純正ではやっぱり、すぐにオーバーヒート

してしまいました

今回は北海道なので大丈夫だと思いますが

念のため交換しておきます。

あとは、オーバーヒート対策はモーテックの制御で

出来るので見直して見ました。

アンチラグの補正で排気温が指定温度まで上昇すると

アンチラグを切れるようにできますが、たしか水温の設定

も出来たはずなので見てみると結構高い温度にならないと

アンチラグが切れるようになっていませんでした。

今回のログデータを元に設定水温を結構低く設定しました。

これで、水温が上がってもすぐにアンチラグが切れるので

水温上昇は防げるはずです。水温が下がればまたアンチラグ

が入るので、気にしないで運転出来ます。

前回の様に水温計の針を気にしながら走って

水温が上がったらアンチラグのスイッチを自分で切るなんて

事をするより、多少遅くなっても運転に集中出来る方が

良いですからね!

アンチラグ以外にも燃料と点火の水温の補正を見直したので

水温が設定温度よりも上昇すればすぐに燃焼室温度を下げるように

補正を入れました。

これも、多少遅くなってもずっと全開で走れた方が良いですからね!

でも、こういう補正はノーマルコンピューターは優秀ですよね。

ノーマルコンピューターならまずエンジンを壊すなんて事は

無いでしょうね!

純粋に速くしたいだけならそのかゆい所に手が届く補正が

邪魔になったりしますが・・・。

去年までオーバーヒートなんてまったくしなかったので

別段気にしていなかったのですが、

今回オーバーヒートしたのは去年より出力が出ている証拠

ですよ!きっと・・・。(サーモが純正だったからだって