夏休みの記録その2。
奥蓼科・御射鹿池の次に目指すのは、霧ヶ峰・車山の山頂。
朝の予定に入れたのは、「車山山頂 SKY terrace」という展望台から雲海を見下ろしたかったから。
2020年に出来たばかりの(3年前はついこないだ)ブランニューなこの展望台は、‘天空のテラス’と呼ばれている。運が良ければ雲海が見下ろせて、正に天空にたたずんでいるような心地が味わえる。その雲海に出会う為には、朝が良いらしいのです。
というわけで、ビーナスラインをぐんぐん車を走らせ、車山へ。
↑雲海?
車山は、諏訪湖の北東に位置する日本百名山・霧ヶ峰の最高峰。標高1925m。
長野県茅野市です。
辺りは国定公園となっていて、“日本一登りやすい”百名山。
というのは、リフトを二つ乗り継ぐとほぼ山頂まで行けるという親切設計。でもリフトは使わず、トレッキングも楽しみたいので少しだけ歩きました。リフトと反対側の山小屋、コロボックルヒュッテ辺りから、山頂まで40分くらいです。
↑割となだらかな道が続きます。ただゴロゴロ石の道なので、案外足首や膝を使うかも。足元を見ないと歩けないので、時々立ち止まって景色を楽しみます。
↑振り返ると出発した駐車場とサービスエリアが見える。写真中央の道が車で通って来たビーナスライン。
しばらく登ると、目印の気象レーダーが見えてきました。あそこが山頂です。
7月4日の朝8時半くらいです。
梅雨時の平日だからか人は少なめ。私達以外にもちらほら登っている人はいました。
↓‘天空のテラス’が見えて来ました。誰もいません。
雲海~?と思いきや、違いました。
でもやっぱり山々の稜線と沸き立つ雲は迫力あり。どんどん雲が動いて、緑のなだらかな山が見えて来ます。
こんなところで昼寝をしたら、気持ち良さそうだなぁ。雲の中で昼寝。日焼け付き。
ちなみに日差しはかなり暑くて、何だか太陽と近い気がしました。空気がきれいで湿気が少ないからでしょうか。しかしジリジリと日差しの感触を頬に感じながらも、風は涼しい。冷たい風が時折吹いて、暑さと冷たさの同居は気持ちの良いものでした。
↑展望テラスの先に、‘天空の社’、車山神社が見えます。
↑鳥居も御柱も白く塗られて、雲に染まったようです。
天に近いので願い事が叶いやすいらしいですよ。絵馬も水色で、周りが海なら地中海の雰囲気?
↑神社の先を見下ろすと、リフト乗り場が見えました。リフトで山頂まで来た場合は、あそこで降りることになります。
↑リフトは山肌を下りて行きます。向こうに小さく白樺湖。
↓また戻って、神社から見た気象レーダー。本日は晴天なり。私レーダーは超アバウト。
さようなら。元来た道を戻ります。
つづく。