ユーロスペースにて。イングマール・ベルイマン3大傑作選。
白と黒のコントラスト。『野いちご』の冒頭、夢の街のシーンと、『第七の封印』の最後、「死の舞踏」のシーンが好きだ。曇天で撮ったというこのシーンで、人物は空と丘の間でひたすら小さくて、踊っているのか踊ってないのか良く分からない。引っ張られているようにも見える。誰が誰だか見分けもつかない。絶え間なく引っ張られて、誰も彼も一緒だ。『野いちご』の夢の街では、光と影が一層つよい。『処女の泉』では光と影だけ見ていれば、抑揚が話を教えてくれる。柔らかい光が気持ちいい。
そして、筋が分かりやすいこと。ラストがどれも、微笑ましいこと。この人はきっと、親切な人だ。
そう思って、良かったと思った。
白と黒のコントラスト。『野いちご』の冒頭、夢の街のシーンと、『第七の封印』の最後、「死の舞踏」のシーンが好きだ。曇天で撮ったというこのシーンで、人物は空と丘の間でひたすら小さくて、踊っているのか踊ってないのか良く分からない。引っ張られているようにも見える。誰が誰だか見分けもつかない。絶え間なく引っ張られて、誰も彼も一緒だ。『野いちご』の夢の街では、光と影が一層つよい。『処女の泉』では光と影だけ見ていれば、抑揚が話を教えてくれる。柔らかい光が気持ちいい。
そして、筋が分かりやすいこと。ラストがどれも、微笑ましいこと。この人はきっと、親切な人だ。
そう思って、良かったと思った。
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