授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

授業のスキル基本のキ、其の十一。机間指導を全員に。

2020-06-10 18:54:00 | 授業のスキル

昔々、あるクラスに少人数指導で入っていたときのことです。

そのクラスの担任は全ての授業を教卓でしていました。

自力解決や作業の時、机間指導を全くしませんでした。

課題が終わったら持って来させて、教卓で丸つけをしたり、個別指導していました。


その教卓での丸つけや個別指導をしている間、課題が終わらない子ども達は、はっきり言って放置状態でした。

勉強のできない子たちは、手いたずらをし、おしゃべりをし、立ち歩きもありました。

担任は時々気付いて、教卓に座ったまま、怒鳴って子供を静かにさせようとしていましたが、ほとんどの時間は騒乱状態でした。


少人数指導であった僕が、子供たちに机間指導し、終わらない子への個別指導ました。

本来なら、担任はできない子への個別指導を先にすべきであり、終わった子への丸つけはその後のはずです。


その担任に机間指導した方がいいとアドバイスをしましたが、授業スタイルは変えてはくれませんでした。


机間指導することは、教師のスキル基本のキです。

子どもに自力解決をさせたり、練習問題などの作業をやらせる時、教師は子供たちの中に入って様子を観て回りながら、個別にアドバイスをしたり、褒めてやるべきなのです。


また、机間指導する事で、クラスに程よい緊張感を作ることができます。

教師が近くに来れば、子どもは緊張し、ちゃんとやろうとします。

脳内に、ノルアドレナリンという神経伝達物質がでて、やる気をひきだすのです。


机間指導の仕方としては、全ての子どもが観られるよう、ルートを決めておきます。

例えば、右端前の子から通路を通り、右側後ろまで、1列全員観たら、折り返して左側の子たちを後ろから前に観ていきます。その後、次の机の間の列に入り、同じく右側を観て後まで行ったら、左側を見ながら前に戻ってきます。同様に残りの列も見て、最後の左後ろの子(または左前)まで見ます。

逆ルートや、左右に机の上に指導する際も、必ず全員を観ます。


ポイントは1人に時間をかけない事です。

できている子はチラ見のみ。

5秒もかけません。


個別指導が必要な子にも、5秒から10秒程度で、一問だけアドバイスします。

どんなに長くても、11分まで。

1人に時間をかけると、その子は勉強ができないと、他の子に思われます。

さらに、他の子たちの机間指導の時間がなくなります。


5分でクラス一回り出来ればバッチリです。

一回り机間指導が終わったら、教卓に戻って、全部できた子に持ってこさせます。


机間指導は、1時間に1回、多くても2回で充分です。

3回以上は、自力解決や作業が多すぎです。


最初に例として挙げた先生も、机間指導してから、教卓で丸つけにすれば、教室は騒然とせず、出来ない子にも指導できるんですけどね。


もう一つだけ付け足します。


机間指導の際、終わった子に手を挙げさせる事は、NGです。

教師が丸つけに教室中を行ったり来たりする事になります。

そんな授業研を観たことがありますが、先生を待って、五分以上手を上げ続ける子たちがかわいそうでした。


机間指導は個別指導と全員を観る事、丸つけは教卓に持って来させる、きちんと分けて行うといいですよ。



断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー持ち帰り仕事は一切しない

2020-06-08 21:01:00 | 仕事術

むかーしむかし、あるところに若い先生がいました。

荷物は、まるで旅行鞄のような大きなバッグと、これまた大きなトートバッグを持って通勤してました。


大きなバッグには、A4ノートパソコン、ノートパソコンと同じくらい大きなモバイルプリンター、ジャージ上下、その他仕事道具でパンパンでした。


トートバッグの中には40名近い子どものノート、宿題で出している日記、テストやプリント、校務分掌の仕事が入っていました。


残業して家に帰ると、夕食だけ急いでたべて、12時過ぎまでノートに丸つけ、間違い直し、日記のコメント、テストの採点、校務分掌の文書作りをしました。


12時過ぎてから風呂で烏の行水をして、布団にバタンキュー。寝るのは毎日1時〜2時でした。


同じ荷物を持ち帰っても、週に何回かは疲れて寝てしまい、夜10時過ぎに起きて、深夜23時まで仕事をした事もあります。


これ、僕の若い頃です。僕の若い頃は、若い先生はみんなこんな生活でした。


当然ですが、病気になりました。健康診断で要精密検査と判定された時、まだ講師だったので、もしかしたから首を切られるかもと、真っ青になりました。


そんな生活を続けて10年ほど経った時、教室で突然倒れました。

立ち上がれなくなり、呂律が回らなくな。ました。


病院に運ばれ、点滴を打ち、1日、病室のベッドで安静にしていました。


幸い、この時は何でもありませんでしたが、

無理をしたら、身体がどうなるか、身をもって体験しました。これからも無理を続けたら、脳梗塞などでの突然死があると医者に言われました。


それから、ライフワークバランスを整えるようになりました。


1番は、仕事を家に持ち帰らない事です。


持ち帰らないと決めると、それに合わせるように、仕事を改善しました。


丸つけをしないよう、プリントを極力減らしました。

ドリルの丸つけは子ども自身でできるよう、システム化しました。

テストは勤務時間内に評定処理しました。


校務分掌の文書は、休み時間や放課後の勤務時間内に書きました。そのため、同僚との無駄話を避けました。


パソコンは持ち歩くのをやめ、USBメモリを持ち歩きました。

地域でUSBメモリを紛失した先生が処分された後は、それすら持ち歩かなくなりました。


こうやって、持ち帰り仕事を一切やめたのです。


持ち帰り仕事をしなくなって思うのは、今まで仕事に無駄が多かった事。やりくりすれば、勤務時間内になんとかできるのです。


たまに、仕事が重なり、定時に帰れない日がありますが、それでも「6時には退勤」と机に貼り、それは守っています。


おかげで、帰宅後は、寝るまでの時間を悠々自適に過ごしています。体調もすこぶる良好です。


あなたも、持ち帰り仕事をやめたら、仕事が効率よくできるかもしれませんよ。


断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー自学ノート廃止論

2020-06-07 10:38:00 | 仕事術

今や、全国的に行われている自学ノート。

B5ノートに子ども自身が、自分で課題を見つけ、1ページまたは数ページ、家庭でやってきます。


学校全体で宿題として、取り組んでることも多いです。

ネットや教育論文を見ると、自学ノートの素晴らしさがたくさん書かれています。


では、本当に、自学ノートは子どもに学力をつけるのでしょうか?


僕が担任していた子達の様子をお知らせしましょう。


ちゃんとやる子もいれば、お絵かきで終わったり、「今日は何もなかった」と大きな字で書いて平気で提出する子もいました。


先輩の先生にどうしたらよいか相談すると、

「たった一行でも、その内もっと書く様になるから、丸つけてアドバイスを書きなさい」と言われました。


でも、だんだん書くようになる子は、ほとんどいません。


子どもからすれば、この程度で宿題はなんだと誤学習して、いい加減な内容が続くだけです。


毎日しっかりやってくる子と、いい加減な子の二極化していきます。


自学ノートは否定しませんが、いい加減な内容は否定します。


それは自学、つまり自主学習では無いからです。


いい加減な子には、休み時間にやらせたいところですが、無理強いする時点で自学ではなくなります。


なぜ、子どもは自学ノートが書けないのか?

なぜ、家庭で自主学習ができないのか?


自主学習は、学び方を身につけてないと出来ません。


かしこい子たちは自然と自力で出来ますが、下位の子たちは、そもそも何をやっていいか分かりません。


さらに、インプットが少なければ、当然アウトプットはできません。


小学校低学年は、授業等による、学習のインプットによる内部情報が少ないです。

当然、自学ノートにアウトプットできません。インプットの少ない高学年や中学生も同じくアウトプットは難しいでしょう。


自学ノートは、

1.自主学習の仕方を身につけている。

2.アウトプットできるほどの大量の内部情報がインプットされている。

ができていないとかけません。


だから、自学ノートは大変高度な学習で、家庭でやるのには無理があるのです。


もし、やらせるのなら、以下の手立てを取ります。


自学のメニュー例を書いたプリントを1ページ目に貼らせます。


毎日、上手な子のノートを紹介します。


出来れば、学級通信などに載せて、保護者にも知らせます。


普段の授業でも、見開き2ページノートまとめなど、自学につながる内容を教えます。


上記のような手立てをとっても出来ない子は、自学プリントを配布してノートに貼らせます。自学ではなくなりますが、やらないよりマシです。


または、自学ノートをやめてしまう。一斉指導する学級では、全員が出来ないことをさせるのはナンセンスだと思います。


自学ノートをやらせるなら、自学が出来るまでの技能をしっかり教室で身につけさせる。それができないなら、やらせない。


なんでもそうだけど、教えてないことを、自分で考えてやれと言うは無理です。


大人でもそうでしょ。

いい加減にやっていいと言う、誤学習だけはさせないようにしましょう。


断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー宿題なしは三方よし!

2020-06-06 13:42:00 | 仕事術

子供の頃、毎日の宿題が嫌で嫌でたまらなかった。


宿題をやり終わらないと、友達の家に遊びに行けないし、宿題やらないと、見たいテレビを見せてもらえない。


繰り返し計算ドリルの問題をノートに写し、何回も何回もおんなじ問題をやる苦痛。


または、漢字をノート1ページの初めから終わりまで、同じ漢字を何度も何度も何度も何度も書いていく。


それらが苦痛でたまらなかった。


当然、計算はできるようにもならない。


漢字はにんべんだけ先に書いて、つくりは後から書く、といった方式でやっているから、当然覚えない。


教師になって、宿題を出すようになり、僕の子供の頃のようにいい加減にやっている子がクラスの中でたくさんいた。


その子たちに、やり直させる時間、叱る時間、何度も何度も丸付けをしたり、朱書きでコメント入れたりする時間が必要になった。それだけ時間をかけてやっても、宿題では子供に学力はつかなかった。


宿題に関しては、保護者からのクレームもたくさんある。


もっと宿題を出してほしい。

宿題が多すぎる。


そして1番困るのが、家で宿題を全くやらないけれどもどうしたらいいですか?


正直、それは家庭で何とかしてくれよ、と言い返したいところをぐっとこらえて、学校で子供に説教する。

当然その子は余計やってこなくなる。


宿題では学力がつかないと言う研究結果は、ネット等で探してみるといくつも出てくる。


もちろん逆の研究結果もいっぱい出てくる。


どちらが正しいのかと言うよりも、どちらも正しい部分があるしどちらも間違っている部分はあるのだと思う。


昔から、宿題は学年× 10分程度が良いとされている。僕はそれに異論は無い。


宿題の1番の効能は、家庭での学習の習慣をつけることだと思う。


1日の中での決まった時間机に向かって勉強する、または保護者と一緒に勉強する時間を作る、これらは子供の生育過程においてとても重要なことだと思う。

しかし、こんにちの保護者の忙しさや家庭のにおける育児の様子を見ていくと、毎日保護者に、宿題やらせる時間を作ってもらうのはかなりきびしい。


教師は毎日全ての家に行き、宿題指導はできない。全ての保護者に、家庭での宿題のさせ方を毎日教えるわけにもいかない。


下校後は、子供への教師の指導責任も、指導義務もないのだ。


のであれば、宿題を出さないと言うのも1つの手だと思う。


実際にここ5年ほど、僕は宿題を出していない。

クラスの数名の保護者からは、宿題を出してほしいと言う要望は毎年ある。

しかし、他の子は宿題は無いので、その子だけ特別に出しましょうか、と言うと、大抵その意見を引っ込める。


逆に言うと、数名の宿題を出してほしい保護者以外の方たちは、宿題がないことをよしとしているのだ。


働き方改革の時代である。


学力をつける事は私たち教師の仕事であるから、それは学校の授業の中でしっかりつける


しかし足りない学力の分を、家庭に、宿題と言う形で任せることはポストは反対である。


前述したような、宿題に関わるいろいろな時間泥棒や心労よりも、宿題をなしにして、その分教室でしっかりと教える方が教師にとってよい。


子供にとっても、すぐ遊びに行ける、テレビが見られる、親に怒られないなど、よいことばかり。


親にとっても、宿題をやらせる心労をなくせる。


宿題なしは三方よしの状態ではなかろうか。


まあ、学校で決められてるとか、学年足並み揃えて、とかいわれたら、ハイ!と答えてそっと出さない。もしくは、少なくしたり、たまに出したり、工夫してみて下さいね。


断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー丸つけ地獄からの脱出!

2020-06-05 17:45:00 | 仕事術

教師の仕事で1番時間がかかる事は、日々の丸つけです。

宿題の丸つけ、授業時間内にあったドリルの丸つけ、テストの丸つけ、などなど。


僕は若い頃、丸付けが終わらず、大量のドリルやプリント類を、家に持ち帰って夜遅くまで丸つけをしていました。

授業中に教えたにもかかわらず、簡単な間違いをしている子がたくさんいて、1人で起こりながら、赤ペンでバツのとなりにやり方を書いたりしました。


そんなに苦労して学校に持っていって子供に返したプリントは、間違い直しもされず、机の中にくしゃくしゃになって入れられ、中にはちぎれてゴミ箱に捨てられている、そういった有様でした。


これって教育的効果があるのでしょうか?

いえありません。

丸付けをしたりやり方を書いたりしても、子供は間違い直しをしないし見返しもしません。

教育効果がないのであればやる必要はありません。


ではどうするか?


まずは大量のプリントを全てなくしましょう。

プリント探す時間、プリント作る時間、印刷する時間、配る時間、全てが無駄です。


プリントを配らずにどうやって学力やらせるの?そんな声が聞こえそうです


プリントを使わなくても普段の授業の中で全員がわかるように教えればいいだけです。

それで足りなければドリルによる復讐をさせればいいだけです。


プリントをなくせばまずはそのプリントの丸つけ地獄から抜け出すことができます。


では、ドリルやノートの丸つけはどうするの?


それは子供にやらせればいいのです。


ノートであれば授業中に出す問題であるから、授業の中で子供に黒板に答えをかかせたり教師が答えを言って、子供が自分で赤鉛筆で丸つけをすればいいだけです。

子供がズルすると不安なようであれば、お隣同士交換してまるつけさせればいいのです。


ではドリルの丸つけはどうするのか?


ドリルも同じく子供に丸つけをさせます。

問題をやらせた直後に全体で答え合わせをして丸をつけさせ間違ったのは直させればいい。


一人一人やらせるのであれば、答えを配って、教師の目が届く所で丸付け間違い直しをさせればいいのです。

授業中、教室の中で教師が見ていればほとんどの子はズルをすることはありません。


教師が、子供がズルをすると思っているから、子供はズルをするのです。子供を信じていれば、子供は教師を信頼するからズルをする事はなくなります。


ではテストの丸つけはどうするか?


テストの丸つけだけは、成績に関わるので、教師が丸つけをしましょう。

ただし、テスト時間の中で丸つけをしてしまうのです。

それが無理ならできたらその日の勤務時間内に。


テスト返しは、その日のうちか、できれば次の日に返して、やり直しをさせたいところです。


テストが全部できた子から持って来させ、その場で丸付けをしていけば、ほとんどの子の丸付けがおわります。教師が間違い直しはせず、丸バツだけつけます。


時間ギリギリまでやった子の分を、休み時間に丸つけしてしまえば、その日のうちにテスト直しすることもできます。


テストの仕方は別のブログで書いているのでそちらを参考にして下さい。


その他、宿題や自学ノートの丸つけはどうしたらいいか?

それについては別のブログで述べたいと思います。


まずはプリントを出来るだけなくす。

教科書やドリル問題は子供に丸つけさせる。

テストは時間内に丸つけを終了する。


これらを実践して丸つけ地獄から脱出しましょう。