授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

授業のスキル基本のキ、其の十二、教科書は音読させる

2020-06-23 17:34:00 | 授業のスキル

あなたのクラスは、授業の時、教科書をしまわせていますか?


しまわせている先生、あなたは法律違反です。以前教科書を使わずに授業をした先生が訴えられ、裁判で負けたことがあります。教科書は文部科学省の検定によって作られ指導内容が盛り込まれた指導所です。使わなければ法律違反になるし、全国同じ内容を教えることことができなくなります。


僕が教師になった頃は、算数の問題解決学習と言うものが教育会で流行っていて、学校の先生方や算数の静雄指導主事がこぞって教科書をししまいなさい教科書をしまいなさいとキャンペンを行っていました。その結果、算数が嫌い算数ができない子供たちを量産し、学校が荒れる一員になったと思います。


教科書を開いていないと、教師が喋るだけまた中途半端な板書だけの授業となり、街の子たちは何をやっているかがわからなくなります。何をやっていいかわからないから、机に潰したりていたずらをしたりして余計に授業に参加しなくなり勉強もわからなくなります。


当たり前のことですが、勉強ができ、授業が楽しければ子供たちは荒れません。


子供たちを勉強ができるようにするために簡単な方法は、教科書を見せ、音読させ、教科書の通りに学習を進めることです。たとえ教師の話を聞き逃したとしても、学習内容は教科書に書いてあるし、教科書を見れば何度でも振り返ることができます。


教科書には答えが書いてあるから、見せちゃいけない、と言う人がいます。本当にそうでしょうか?


はっきり言って、答えを見たからといって、その学習が全てわかったなんて奇跡はありません。


国語の教科書は基本問題もないので答えも書いてありません。本文の後の手引きのページにお手本として少し載っている事はあります。それを見たからといって子供たちが全部ここがわかったと言うことにはなりません。手引きのページを読む事で、学習の見通しが持てるのです。


算数は書いてあるじゃないかと言うかもしれません。でも答えが書いてあるのは最初の1問だけそこに解き方そして色と答えが書いてあります。それは練習問題ではなく例題です。この例題を音読しながら教えこのように解けばよいという基本形を掴ませるから、見通しが持て、その後になる練習問題を解くことができるのです。


理科や社会は、基本的に学習の進め方が書いてあります。教科書を読むことでどのように学習を進めていくかの見通しが子供たちにもわかります。


オススメは、教師が教科書をそっくりそのまま読んでやること、そして子供にも音読させることです。音読することで、大まかな内容や学習の流れ見通しを捉えることができます。


まずは教科書を読んで教科書の通りにやることで、その学習の基礎基本が身に付きます。そして、教科書内容を基礎として、そこから学習を広げていくことで思考力や表現力がつく授業となるのです。


以上のように、教科書を読むことはメリットばかりです。教科書をしまう事は、デメリットしかありません。しっかり教科書を読ませ、学習内容の見通しを持たせて授業しましょう。


自分勝手な行動を減らす魔法の言葉ー断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー

2020-06-14 15:22:00 | 仕事術

授業の開始で号令をかける時、子供たちは急いで教科書やノートを出したり、気をつけをしないで近くのことをしゃべっていたり、と言うようなことが多くありませんか?


日直が注意しても、自分のやっていることを優先して子供たちが動いてしまいます。


また、授業中、教師が全体に話をしていても、ノートを書いていたり別のことをしていたりする子がいます。


これらをいちいち注意したりやり直させたりする時間が勿体無いんですよね。


これらの時間泥棒をなくすために、実は魔法の呪文があるんです。


それが、「自分の事は後回し」という合言葉。


この合言葉を教えるとき、趣意説明として、まず以下のような事を言います。


「学校は集団行動するところです。

自分のことよりも全体で動くことを優先しています。

全体で動くときに、自分のことばかりやっていると、いつまでたっても全体でやることができなくなってしまいます。

だから、クラスで動くとき、学年で動くとき、学校全体で動くときは、そちらを優先するのです。」


そして、全員で動くときに、自分勝手なことをしている子がいたら、「自分の事は後回し」と何度も声をかけます。


これを続けていくことで、子供たちの中に、集団行動の時は自分の事は後回しにしなければいけないと言う習慣が浸透していきます。


教師が、「自分のことは」と言うと、子供たちが「後回し!」と唱和するようになります。


ここまでくれば、ほとんど自分勝手なことをしなくなるし、「自分のことは」と言うだけで、やめるようになります。


合言葉を習慣化すれば、行動は修正されていきます。本当に魔法の呪文となります。


お試しあれ。


文書で無駄な時間泥棒をなくせ!ー断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー

2020-06-13 09:35:00 | 仕事術

仕事をしていて、同僚と、あれは言った、これは聞いてない、なんて事で時間を取られることありませんか?


特に、休み時間の間にちょこちょこっと話された事は、授業をしているとすっかり忘れてしまうこともしばしばあります。


そして、お願いしていたことが、「聞いてない」とか、「言ってることが違ってる」と言われてしまいます、その話し合いや、改めて説明する時間は、無駄だと思いませんか?


誰しも、言われた事を完璧に覚えておくことはできません。脳の短期記憶は、優先順位の低い順から忘れてしまうのです。


こんな時間泥棒をないようにするにはどうしたらいいでしょうか。


それは文書を作って渡しておくことです。


ある学校での花壇の割り振りで、異動した最初の年は、文書がありませんでした。


昨年の担任から、「年生はここ」と聞いたので、耕して、いよいよタネを蒔こうとしたら、「別の先生からそこは違う、うちの学年の場所だ」と言われた事があります。

(この花壇事件は、実は別の学校でもありました。)


こんな揉め事が起こらないように、次の年理科主任だったので、花壇の場所を提案文書で作って出すことにしました。

提案文書があるので、何か植える場所でもめたときには、その文書を見せ、「提案でこうなっています」と言えば揉め事は起こらなくなります。


学校の仕事は、あまりにも膨大すぎて、すべてに文書を作るのは、難しい事はわかります。

でも、自分の公務分掌に関わることや、学年で共通理解を図りたいことなどは、簡単な文書を作っておきましょう。


少なくともメモは取り、それをコピーして配っておくと、後々様々なトラブルや時間泥棒から身を守ることができます。

また、次の年度にまたもめる必要がなくなります。


文書といっても、難しく作る必要はありません。

題名、提案日時、内容、そのくらいのもので充分です。

ものの5分で書いて、印刷し配っておけばいいんです。


相手が少人数や、簡単な内容なら、メモでもいいです。

メモをとりそれをコピーして相手に渡しておく。


もしも違うことが言われたら、そのメモを見せこのようにいましたと話すことができます。


でも、文書にしておけば、来年に生きるし、正式に決まったことと認識されます。

ぜひ面倒くさがらず、文書にしましょう。

その方が、結果的に時間の節約にもなりますよ。


長い説教厳禁ー断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー

2020-06-12 19:57:00 | 仕事術

よく、廊下で長々と説教している先生を見ます。忘れ物したり意地悪をしたりそれらについて教師が子供から話を聞きます。そしてそれについて長々と追い詰めています。


長いときには1020分、下手すると30分も叱っている先生がいます。


その間他の子たちはどうなるのでしょうか.。何かの学習指示を出しているのであれば良いのですが、大抵の場合はその間放置されたままです。


貴重な授業時間がそれに行って奪われているのです。授業時間が奪われると子供も困りますが教師もその分また別に授業しなければいけないので結局困ることになります。


当然なかなか叱られるこの自尊感情も下がるので、余計問題行動を起こしやすくなります。


長い説教は、学校教育上、良い事は何もないのです。


子供は、忘れ物をするものです。

子供は悪口を言うものです。

子供は喧嘩をするものです。

子供はずるをするものです。


子供は良いところと同じ位たくさん悪いところも持っていますし、そういったところが未発達だから子供なのです。


では何か問題行動を起こしたら叱ったり注意しなくていいのか?そうは言っていません。やってもいいけど他の子供たちの時間を奪うような長い時間はやめましょうと言っています。


喧嘩の場合は基本的に喧嘩両成敗。

お互いに何があったか話を聞いて、嫌だったことを言い合い、それについてお互いに謝り、仲直りの握手をさせて終わり。この間たった5分ほどです。この時私絶対やってはいけないのは、昔の話を聞くことです。そうするとお互いに言い合いになり収拾がつかなくなり余計時間がかかります。


今目の前で起こった問題だけを取り上げそのことだけについて話し合わせればいいのです。


1人に対して説教するときは、やったことを聞きそれが認められればそれは良いことか悪いことか聞き、悪い事と続ければ次からはこうすれば良いと代案を言わせて終わります。

決して二度とやってはいけませんと言ってはいけません。子供は同じ過ちを何度も繰り返して学んでいくからです。二度と行ってまたやったらそれは二度と行ってもまたやっていいんだと言う子学習になってしまいます。


忘れ物は、あらかじめ忘れそうなものを予備として教室に置いておき、忘れましたと言えればせばいいのです。絶対に忘れ物しないなんて大人だってできません。


このように必要な仕事の時間、授業の時間を、不毛な説教2時間泥棒されてはいけません。


長い説教ではなく、起こったトラブルを、教育できるチャンスと捉え、短く、後腐れなくさばくのがプロの教師です。





職場の飲み会を断わろうー断ち切る勇気を持とう!1人で始める働き方改革ー

2020-06-11 20:23:00 | 仕事術

教師になった若い頃は、バブル最後の頃。毎週のように職場で飲み会がありました。

先輩方からの誘いは断れず、毎回参加してました。


一次会は三千円。二次会は五千円。三次会以降まで付き合えばさらにかかり、プラスタクシー代や代行代で一回に12万円が飛んで行きました。


当然、お金もなくなりました。さらに、翌日の授業に支障をきたしました。


当時の飲み会は、ほとんどが先輩方からの説教でした。それも、8割方が反論したい内容。一方的にお前のここが悪い、と言われて、どうしたらいいか聞いても、よい代案はいただけず、自分で考えろや、先輩を見て盗め、でした。


個人的に、お酒はそんな得意ではありませんでした。さらに、酒を飲んで騒ぐのは、僕は嫌いなんだと気付いたのは、10年以上経ったあとでした。


それに気付いてから、飲み会は一次会で帰るようにしました。最初、一次会で帰るのは後ろめたく思いました。しかし、同様に一次会しか出ずに、お酒ご飲めない先輩がいたので、その先輩に車で送ってもらって帰るようになりました。


その後、何回か、パワハラがある職場にいたことがありました。パワハラの人と飲むのが嫌で、2回に一回は断るようにしました。これも最初、断るのは悪いことと思っていましたが、参加中長々と説教がいやで断りました。後から嫌味を言われることもありましたが、毎回言われる訳でもないので参加しない方が精神的に安定し、堂々と断るようになりました。


ありがたいことに、ご時世も、無理に飲み会に行かない、誘わない雰囲気になって来ています。飲酒運転での不祥事防止の為、飲み会不参加のハードルも低くなりました。


だから、今は堂々と有志の飲み会にら参加しないようにしています。


ただ、儀式的、行事的な飲み会は、一次会のみ参加しています。

送別会、歓迎会、忘年会、職員旅行などは、

最低限の付き合い、親睦を深め、人間関係づくりのたまめ、参加します。

でも、職員旅行は泊まらず、日帰りです。