(C)TOSSランド/小学校/5年生/理科/もののとけ方
5年理科 てことつり合い
第6時 てこのつり合いの決まり
臼井俊男
1 前時の学習内容を振り返り、本時の学習課題を確認する。
「前回の授業は何をやりましたか。」
・棒で重いものを持ち上げた。
演示用てこを提示し、示しながら確認する。
「棒を支えているところを何と言いましたか。(支点)
棒に力を加えているところを何と言いましたか。(力点)
棒がものに触れて力を働かせているところを何と言いましたか。(作用点)」
演示用てこで示す。
「前回の実験で、どんなことに気づきまたか。」
・持つ手が近いと重い。
・支点を荷物に近づけると軽くなる。 もう少し詳しく調べてみます。
めあての提示。
『重いものを小さな力に持ち上げたいとき棒をどのように使ったらいいだろうか。』
ノートに書かせる。
2 実験方法①力点と支点の関係
「先ほど、持つところを変えると手応も変わるという意見が出ました。
持つ手のことを何と言いましたか?(力点)
力点の位置は関係しているのでしょうか。」
挙手確認。全員が手を挙げるた。実験①の板書。
『力点の位置をどこにすると、軽く持ち上がるか。』
「変える条件は何ですか。(力点の位置)
変えない条件は何ですか。(支点と作用点)
支点にビニールテープをまいておきます。」
ノートに条件と実験図を書く。
「予想を立てます。力点の位置を近いところからアイ、ウと変えるとどこが一番小さな力で持ち上げらますか。」
ノートに書かせ、理由も書かせる。
挙手させ、人数確認。理由も言わせる。
「ノートに実験図まで書けた班から全員でノートをってきます。」
「全員が丸をもらったら、実験道具を持って行き実験します。」
全員が丸を書いてから、次の指示。
「ノートと黒板に記録を書きます。」
机間指導。
全部の班が板書をしたら、班ごとに発表させる。
「一番軽く感じたのはどこですか。 (ウ)」
「実験の結果を書きます。何と書いたらいいでしょうか。」
『力点が支点から遠ざかるほど、小さな力で持ち上げられる。』
実験のまとめとして、ノートに書かせる。
3 実験②作用点と力点の関係
実験①と同様に行う。
『作用点点の位置をどこにすると、軽くち上がるか。』
「変える条件は何ですか。(作用点の位置) 変えない条件は何ですか。(支点と力点)」
ノートに条件と実験図を書く。
「予想を立てます。作用点の位置を遠いころからア、イ、ウと変えるとどこが一番小 さな力で持ち上げられますか。」
ノートに書かせ、理由も書かせる。
挙手させ、人数確認。理由も言わせる。
「全員がノートに実験図まで書けた班から実験します。」
全員が丸をもらったら、次の指示。
「ノートと黒板に記録を書きます。」
実験の間、机間指導。
全部の班が板書をしたら、班ごとに発表させる。
「一番軽く感じたのはどこですか。(6)」
「実験の結果を書きます。何と書いたいいでしょうか。」
発表させ、実験のまとめをする。
『作用点が支点から近づくほど、小さ力で持ち上げられる。』
4 次時の学習の内容をつかむ。
「てこを使うと、より小さな力でもの動かすことができます。
次回は、てこのはたらきを利用した具を調べます。家で、てこの力を利用し道具
がないか、さがしてみて下さい。次回発表してもらいます。
持ってくることができたら、持ってきて下さい。
ノートに今日の感想を書きます。」
班ごとにノートを出して終了。
参考文献:ドラマを生む向山型理科の展開小学五年(小林幸雄氏の論文) 明治図書
Copyright (C) 2008 臼井俊男. All Rights Reserved.
TOSS(登録商標第4324345号)、TOSSランド(登録商標第5027143号)
このサイトおよびすべての登録コンテンツは著作権及びリンクはフリーではありません