知っている事と使える事は、別です。
知識を得るには、本を読んだり、人に聞いたりして、その場で得ることができますが、それでいつも使えるようになると言うのとは、話は別です。
車の運転の仕方の教則本を読んだからといって、車が運転できるようにはなりません。
何日も何日も実習を積み重ねて、初めて免許がもらえるのです。
授業の仕方は、先に大学で免許をもらってしまいますが、知識では知っていても、それを毎日のように使って、意識して使っていくから、自分の身につき、やがて意識せずにできるようになるのです。
「授業のスキル基本のキ」に書かれている事は、先生なら誰でも知っている教育技術かもしれません。
でも、自分が今までの経験した学校の先生方を見ていると、「授業のスキル基本のキ」ができていない先生方がたくさんいます。
若い先生ばかりではなく、ベテランの先生もできていません。
「授業のスキル基本のキ」の悪い例に挙げているような授業をしている先生が多いのです。
ほとんどが、悪い先生ではないんです。でも、授業のスキルが低いんです。
僕のブログ、「授業のスキル基本のキ」は、そんな事知ってるよ、と思う方ほど、できてるか自分を振り返ってみて下さい。
「授業のスキル基本のキ」を、なるほどそうか、と読むだけではなく、普段の授業の中で意識的に使ってみてください。
使えば使うほど、あなたの授業は上手くなっていくはずです。