授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

君津地方視聴覚教育振興大会

2007-02-18 11:08:34 | 講座・セミナー
1/18
君津地方視聴覚教育振興大会に出張で参加してきた。
その中の記念講演で,政策研究大学院大学の岡本薫教授が,TOSSについて,肯定的なお話をされた。

「目的と手段の混同」と言う話の中で出た。
できるだけ,再現してみる。

教師はプロでしょ。
医者は患者を治すのがプロ。
わかりやすく,楽しい授業をするのが,プロの教師。
いくつかの教育団体を私は知っていますが,
その中で,法則化運動というのを知っていますか。
向山さんがやっているのです。
今は,TOSSと言うのですが。

30年前,法則化は,「逆上がりができる指導法」を打ち出しました。
どの教師でも,すぐに逆上がりができる指導法です。
ところが,文科省の体育の教科調査官は,
こぞって,つぶしにかかった。
「すぐにできちゃいかん」その言葉に愕然としました。

指導要領の内容の例示には「逆上がり」とあります。
私はこれを,目標と思っていた。
ところが,教科調査官は,「逆上がり」は
「手段」だという。
「子どもに,苦労を味わわせることが必要」だという。

でも,教科調査官の話には,欠点がある。
逆上がりが,教えなくてもできる子には,
苦労を味わわせることができないじゃないか。
そうするには,指導要領を変えなきゃ行けない。
『とりあえず逆上がり,次に大車輪,そして月面宙返り』
こうしないと,できる子には苦労を味わわせられない。

つまり,教科調査官たちは,
『手段に価値がある』と思っているのだ。
それはおかしい。
わざわざ苦労させる必要はない。
すぐにできる方法があれば,それを使った方が効率がよい。
時間もかからないので,その分別のことを教えられる。

学校で行う活動すべて(手段)が価値があるのではない。
卒業した後に生きる力をつける(目的)こそが価値があるのだ。

以上,文責うすい。

講義のタイトルは,「学校情報化とマネジメントの課題」。なぜ学校現場にコンピューターが普及しなかったのか,その原因を文科省の内部にいた立場からお話しされた。「情報教育はオタクの世界。普通の教師ができない,ニーズに合わない,使いにくい市販ソフトが多い。」「いじめを竹刀という,意識を変えるのは,無理。いじめをなくすシステム作りが必要。情報化も同じ。」とのこと。システム化の大切さを別の角度からのお話をしていて,大変納得のいくお話だった。

岡本薫教授は,50歳まで文科省にいた方。「日本を滅ぼす教育論議」(講談社現代新書)や「学校情報化のマネジメント」(明治図書)の執筆もされている

TOSS千葉SS合宿

2007-02-18 11:06:55 | 講座・セミナー
1/20・21

これはすごい!衝撃!感化!リスペクト!
今までの教員にない新たな視点をいただいただけでも参加の価値があった。
T先生や,K先生がとりつかれるのも,納得!

メモをとる手が止まらなかった。

自分の目標は?
自分が何ができるか?

あらためて考えた。

進さんの話を聞きたいと,集まった学生がたくさんいた。
それも,分かった。
進さんの話には,力がある。腰が据わってる。
夢にあふれている。

教育を再生するのは,TOSSだ。それは間違いない。

動くから,失敗するのだ。
動かなければ,失敗しない。
しかし,動かなければ,失敗すらないのだ。
つまり,その先の成功もないのだ。

失敗だらけの自分の人生,それは,動いた証拠。

追い風をいただいた!
その風は,後ろ向きだった自分を吹き飛ばしてくれた。

TOSS中学∞2月例会

2007-02-18 11:02:52 | 教育サークル
理科備品といえば、東は中村理科。その本社で小森先生に学ぶ。
私は今月の理科セミナーのブース講座の練習。ご指摘いただき、アイデアまでいただく。しっかり料理するぞ。
GoogleEARTHの研修は、凄い!
最後は一階の科学のお店サイボックスで買い物!これも楽しかった!いい日だ!



第2回五色百人一首千葉県大会

2007-02-18 11:01:11 | 講座・セミナー
子どもたちの真剣なまなざし。喜び。悔し涙。今日1日で,数多くのドラマがあった。今までの苦労が報われた時間だった。

開会式前,TOSS千葉代表が,子どもたちを盛り上げるためにミニレクを行う。これが大盛り上がり。緊張した子どもたち・保護者の気持ちをすっかりほぐし,全体が一つになれた。

大会では,私は青札20首の読み手を務めた。最初の試合は,足ががくがくした。何度も引っかかった。子どもたちは,真剣にとっている。1枚に一喜一憂する子。どんどん前のめりになる子。それを見て,あらためて,しっかり読もうと,気を引き締めた。

決勝戦は,5試合すべてが白熱した試合だった。

試合後,負けて準優勝になった子が,自分の感想をけなげに言った後,泣いて母親に飛び込んだ。
優しく抱きかかえ,その子を褒める母親。感動的なシーンだった。

最後の試合では,やはり負けた子が,感想発表中に泣き出し,戻る途中で,座り込んでしまった。同じ学校の子が,すぐに駆け寄り,励まし続けた。

講評で,事務局の先生が「負けて悔しいことを勉強しました。いじめに負けない強い心を学んだのです。」と,話した。その通りだと思う。

昨年に比べ,スタッフも自分で考え,しっかり動けていたと思う。

大会後,千葉県理事長と,協賛金をいただいたお店を回って写真入りのお礼状をお渡しした。バブル崩壊のあおりをもろに食らった地元木更津で,こんなに暖かく応援してくださった方がいる。本当に感謝である。

理事長,お疲れ様。
スタッフの皆様,ありがとう。

関東ライフスキル研究会

2007-02-18 10:56:45 | 講座・セミナー
2007.2.12
関東ライフスキルは,すばらしい研究会でした。
職育と食育を大いに学びました。

千葉大の武田先生のお話,認知を変える手法にはっとさせられた。
具体例でも,教師としての子どもの見方を教わった。
武田先生の研究会の発表が,模擬授業形式であったことに驚いた。
TOSSの良さを取り入れ,武田先生の研究会の先生方も力をつけているのだなあ。

船橋ビジネス専門学校の鳥居先生のキャリア教育は,圧巻。
どんどん引き込まれた。
メンターの存在・発言は,自分にとっても,子どもたちにとっても,
大きな学びになることだ。

食育・職育のD表検定。
どの先生方の授業も、どれも新たな発見がありよかった。
その上を行く、新牧先生、村田先生、細羽先生の授業の組み立て、授業技術に対するコメント。
大きな学びとなった。

並木先生の授業は,たった4枚の絵から,朝食について考え直す,すばらしいもの。

細羽先生の授業は、鳥居先生とは違った切り口での職育。
「失敗は成功の一里塚」が具体的にわかった。

新牧先生は数枚の画像から、朝食についていろいろ考えさせた。
途中のダイエット本の話や、最後の発問は、私には思いつかない発想で、大変衝撃を受けた。

根本先生は、学校づくりの観点から、ダイナミックな食育の報告だった。
どんな立場でも学校づくりができるというお話は、自分にかけていた部分で、
大きな指針をいただいた。

TOSS狸ばやし2月例会

2007-02-18 10:04:26 | 教育サークル
2/14(水)18:30~木更津市桜井公民館にて
教育サークルTOSS狸ばやし2月例会が開かれました。

1,教育論文読み合わせ。
 サークルについての方針を確認し合う。
 小さなサークルですが,地元ですばらしい実践をし,
 広めて行こうと話し合いました。

2.N先生原稿検討
 教室ツーウェイの原稿でした。

3,N先生講座原案・道徳
 ゴミの投げ捨てを考える授業でした。

4,O先生講座原案・そうじ指導
 そうじの仕方が分かるおもしろいアイデアでした。

5.S先生体育指導案
 地元の体育の方針を取り入れながらも,
 千葉の体育の先生からの学びを生かしていました。
 
6.臼井講座原案
 いじめ・五色百人一首・理科・算数の原案を示しました。

7.臼井理科セミナーブース別講座虹の授業
 千葉のサークルでの反省を元に組み立て直しました。
 スムーズに流れ,講評でした。
 ものが多いので,会場の様子により,臨機応変に対応しないといけ
ないです。


次回は2/28,コンピューター研修をします。

3月は,14日(水)例会,
28日(水)コンピューター研修です。

ドリルは自由にやらせるべきか

2007-02-18 09:53:55 | 算数

TOSSランド>教師ランド>算数>全学年>ドリル

         作成者:臼井俊男(TOSS千葉・TOSS狸ばやし)

ドリルは自由にやらせるべきか
              
         
授業終了5分前に次の指示。

計算ドリル○番を開きなさい。

すかさず、ある子が「もう終わってます。」という。
勉強のできるその子、ドリルを全部終わらせている。

計算ドリルは授業の中で使うんだよ
と話すと、勝手に消し始める。

私は,少人数指導である。
授業後、担任と話す。
まず上記のことを報告したあと、次のように確認。

4月のはじめに、計算ドリルは授業で使うので、習わないところはやらないように共通理解しましたよね。

担任「すみません。自習のときに、習ったところまでやるといったのですが、勝手に先に進めたようです。」

何番までと、示さないと、子どもはどんどんやっちゃいますよ。進度をそろえることも、大事です。先にやってしまう子には、きちんと話してやめさせないと、子どもの進度がバラバラになって、できる子は、何でも勝手に先に進めていいと思ってしまいますよ。

教師の都合ではない。
授業で、子どもの進度が合っていないと、指導中にに空白の時間を作ってしまう。
はやくできた子が遊んでしまい、遅い子がそれを見て集中できなくなることをふせぐためだ。

計算 ドリルは,授業の中で使うもの。
計算ドリルの問題でその日の問題を復習し,定着させるのだ。
計算ドリルの問題で,褒める,励ます,個別指導するのだ。
時間内にできなかった問題を宿題にするのは分かる。
1ページ全部宿題にするのは,指導の放棄と思う。
できない子が,家で20問もやる苦痛を,教師は知らないといけない。

自習時間にやらせるときは,「ここまで」を示しておかないといけない。
それも,一番遅い子が,がんばればできる程度。
できない子がいっぱい問題を残したり,つまずいたままであったら,その子が勉強嫌いになるだけだ。

その上,できなかった分を休み時間や居残りでやらせのは,ますます勉強嫌いになる。
早くできた子に,板書させ,遅い子は,それを参考にやらせる。
それでもできない子には,短く個別指導をする。 
個別指導ができないのなら,自習課題としてに出すべきでない。

早くできた子にも,先に進ませない。格差を広げるだけだ。
早くできた子には,板書させたあと,読書でもさせておけばいい。

ドリルの基本は,授業時間の最後に行う。
まだ習っていない所は,やらせない。
できる子は先に進ませず,できない子は,時間内に終わらせるよう,指導する。
それが,私のドリル指導。

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毎日5分辞書引きのススメ

2007-02-11 22:40:53 | 国語

TOSSランド>教師ランド>国語>全学年>その他

作成者:臼井俊男(TOSS千葉・TOSS狸ばやし)

毎日5分辞書引きのススメ              
           

1.辞書引き競争で,辞書を使いこなす

 短い時間に正確に素速く意味を調べる力がつきます。
  グループ競争にすると大変盛り上がります。
  普段の学習の中でも、調べ学習の基礎である国語辞典を
  どんどん使う子どもが増えてきます。   

 問題の語句は、今習っている教材文から出題します。
  はじめは5分5個程度。早く見つけた子に意味を発表させます。
  慣れてくれば、5分で10個もできます。
  調べた文字に赤丸を付けさせ、ふせんを貼らせることで、
 「こんなに勉強したんだ」という達成感も味わえます。

(指導例)
 自分の国語辞典を常に机の中に常備しておく。
 赤鉛筆や付箋紙もあると便利。

  これから辞書引き競争を行います。黒板に語句を先生が書きますので、
 素速く調べなさい。調べたら「ありました!」と言って立ちなさい。調べる 
 時間は1分間です。                                                                    

 立った順番を告げていく。
 「1位!はやい! 2位! 3位!(10位ぐらいまで)」

  捜せた人は、近くの人にページを教えましょう。                               

 これで、空白時間がなくなる。半数ぐらいが立ったら次の指示。

 では、1位の○○さん、意味を読んでください。                               

 意味は押さえればよい。意味は板書しない。ノートにも書かない。
  違う辞書で別の意味があれば、発表させる。

  引いた言葉には、朱線を引いて、付箋紙を貼っておきます。                     

 こうすることによって、子ども達は調べたと実感できる。
  とくに、付箋紙は有効。
  1年もすると、子ども達の辞典は付箋紙でふくれあがる。

 以下、これを4問実施する。
  慣れてくれば、5分で10個も可能である。
 「辞書引き競争、先生やろう」と言う子どもがいれば、辞書を使う力は高まっている学級である。

  時間で言ってやってもいい。終わり10秒で示してもいい。

  参考:熱中!短時間で行える辞書引き競争(国語辞典)野田 豊
   (TOSSランドhttp://www.tos-land.net/ №1142166)

2.辞典に親しませる実践例①

  自分が辞書をつくる人になったつもりで、次の言葉を説明しなさい。
  ①青 ②右 ③猫 ④先生 ⑤美                                          

 ノートに書かせ、発表させる。そのあと、辞書で児を引かせるのである。
 辞書を引く前にいったん言葉の意味を考えさせることで、速く辞典で調べたいという
  気持ちにさせることができる。

3.辞典親しませる実践例②

  辞書から「あ」のつく言葉のなかで、使えそうな言葉ををノートに書きましょう。 

 辞典から言葉を採集することは、どの子にもできる作業だ。子ども達は無心に取り組む。
  たとえば、「相手、相性、あいだ、合う、兄、姉、安楽」という言葉を採取したとする。

  できるだけ「あ」のつく言葉を多く使って、文を作りましょう。                 

 たとえば、先ほどの例で、こんな短文ができる。

 「姉が兄の相手をしていた。姉と兄は相性がいい。」
                               
 いったん作り方がわかると、自然発生的に別の言葉で言葉遊びを始める。

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千葉弥生会2月例会

2007-02-11 18:15:53 | 教育サークル
千葉弥生会2月例会に参加。7名の先生方とともに,様々な教育実践を学び合う。自分は,理科セミナーで行う虹の模擬授業。まだ,内容,組み立て,発問指示などダメダメ。復帰したH先生の国語の模擬授業,社会の講座が秀逸だった。