St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

引用ばかりですが、数学と歴史と物理と。

2011-03-04 02:59:21 | Weblog






前回、アメブロで書いたのに書き接ぐ。
。。。
1.直接参加の民主主義。
投稿から、10時間経ってやっと、自民党さん機関紙一面のパクリだった、
に気付く。
という訳で、ギリシャ。ポリス。
「西洋世界の歴史」(近藤和彦氏編;山川出版社)から抜粋・引用。
p.008 「2 ギリシャのポリスとその社会」
「では、ポリスとはどのような国家であったのだろうか。
ポリスの構成員は経済的に独立した自由人であって、
人格的に支配・従属の関係に立たずに国を維持し、
運営していくという意識をもっていた。
・・・
構成員すべてが参政権を有していた最盛期のポリスの特徴を・・・、
そして実際に共同体構成員としては貴族も平民も同等であったことを考え
れば、ポリスを市民共同体と規定することは、ポリスの歴史を理解しやす
くするための方便として許されるであろう。
 ポリスの構成員は、とくにその初期にはほとんどすべてが農民であって、
その経済的基盤は、各自が私有する農地であった。
・・・
 構成員がたがいに従属せず、独立した人格であったとはいえ、貧富の差
は明白に存在した。
・・・
中小農民がポリスの大部分を占めていた。政治のおもな担い手は貴族であ
ったが、貴族には同時に国土防衛の責務もかかっていた。
他方で、その貴族にたいしても共同体的規制が働いていたことは、ポリス
に個人の巨大な墓や豪邸の建造がなかったことが、これを物語っている。」
。。。
2.斜面、エレベータ。
当然、“等価原理”に連想が行く。
「一般相対性理論」(内山龍雄氏著;裳華房)より抜粋・引用。
p.10 
「等価原理はつぎのようにいい表わすことができる:
いかなる重力場でも、時空内の任意の点の近傍で、そこに適当な座標系を設
けるとき、それを基準にとれば、その点の近傍の重力場を完全に消し去るこ
とが必ずできる。・・・」
ここからの引用は表現を少し変えてます。
「2つの直交座標系、
x-系(x,y,z、t):地上固定
X-系(X,Y,Z、T):箱内固定  
t=0 のとき、T=0 箱の底面が高さhにあった。
慣性質量mi:重力下で自由落下
 mi(d^2z/dt^2)=-F
            F=mGg
            mG:重力質量
このとき、箱を一定の加速度αで落下:
 Z=z-(h-(1/2)αt^2)      ・・・(*)
 T=t
∴mi(d^2Z/dT^2)=miα-mGg  ・・・(**)
α:無重力 のとき、
 miα=mGg   k=mG/mi=α/g
ここで、等価原理より、
 k‘=mG’/mi‘=α/g
比例定数g(!)を加速度αと等しいとする->mG=mi
 等価原理の第2の応用として、光の進路に対する重力の影響。
最短曲線は近似的に放物線。空間が歪んでいることを意味。
重力場の中ではEuclid幾何学が成立しない。
・・・
物理学の幾何学化とよばれる。」
。。。
第2の応用は入試問題として問われた。
(*)(**)のロジック。
高校物理で、普通、ニュートンの第2法則->加速度α->位置z。
逆は余りやらない(?)。張力の関係くらい。
(*)の( )の中は、加速度αで(制御して)落下可能を仮定して
位置zを出す。位置関係からZ。2回微分して(**)。
。。。
3.束。
「束論と量子論理」(前田周一郎氏著;槙書店)から。
関連(しないかもしれない)問題として、p.24
「3 束Lがモジュラー
   <=>∀a,b,c∈L:
a∧{b∧(a∨c)}=(a∨b)∧(a∨c)
 分配束
 <=>
   (a∧b)∨(b∧c)∨(c∧a)
=(a∨b)∧(b∨c)∧(c∨a)」
。。。
写真は、駒ヶ根。
先月。
今、アーリーミュージックを聴きつつ・・・
夜中の3時。
何時ものパターンは無し。
。。。
「愛への道」より。
「27 信仰において、純粋かつ洗練されていればいるほど、
神から注がれる愛をもつ。
そして、愛を持つことが多ければ多いほど、一層神は光を与えたまい、
聖霊の賜を与えたもう。
なぜなら愛はそうしたものが与えられるための原因であり、
かつ道となるものであるから。」
。。。