夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

目の前に見えているもの

2022-06-17 08:36:50 | つれづれ
びっくりしたこと。

ある方の記述で

染色体の関係で、女性は男性に比べて、色に関する感性がいい人があると。

その方の撮られた薔薇の花の色を、薄い紫色に近い色だと認識されてたそうですけど、何人かの女性から、「ピンク色」という指摘をされたと書かれてました。

私がその写真見てもやっぱり紫には見えないしピンク色でした。

もしかしたら男性と女性は

微妙に違う世界を毎日見ているのかもしれないんですね。

人は3原色の色を見てるけど、女性は赤かオレンジ色など、もう一つ色覚がある4原色の可能性あるらしいと書かれていてびっくりしました❗

そんなことあるのかなあ?

もっとびっくりしたのは、一部の昆虫では、4原色や5原色。アゲハ蝶の一部では6原色で物が見えているものまでいるって。

アサギマダラはどんなふうに見えるのかしら?

カラスアゲハは?

キアゲハは?

そんなことを考えているとふと想いました。

人が概念として捉えている眼の前の色など

真実であるかどうかなどわからないものなのだと。

自分の色覚で作り上げた世界なのだなと。




それならば

それならば

もっと自由に感覚的に色覚というものを捉えればいいし

木の色はシックだとか

アースカラーとか落ち着いた色って言うけど

アゲハチョウたちから見たら

それらは極彩色の、極楽浄土みたいな色かもしれないんだなあ。

人って貧しい感覚で

さも何でも知ってるみたいに理屈をこねてるけど

昆虫たちの見てる世界はもしかしたら

素晴らしいこの世のものとは思えない世界なのかもしれない。



そんなことを考えると

もう心は落ち着かない。

そんな虫たちの、特にアゲハチョウたちの気持ちになった世界を作ってみたい。


宇宙の一部のような存在の我々

人間って万物の霊長って偉そうに言ってるけど

小さな昆虫たちのほうが豊かな色彩を持ち天国を知っているのかもしれない

そう想うと

何とも不思議な気持ちになりますね。







コメント (2)
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