夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

さっむぅ〜。

2022-11-14 17:12:35 | つれづれ
徳山で速歩きして

スタスタと新幹線にのり

すっかり調子を上げていた私は

温かいので

コートを脱ぎ

スカーフもはずしていました。

途中広島で乗り換えて

お弁当買ってお茶買って

新幹線の中で食べて新幹線でもご機嫌でしたが

京都駅についた途端

脚が固まりました。

痛ーい。

え?何で?

それと寒くてコート着て

襟元にスカーフ巻いて

さっむー。

急に冷えて脚が固まったのかなあ?

急遽タクシーで帰り

母に笑われ。

笑わないで〜。

「アヒルみたいに帰ってきたなあ。」

クワックワッ。

そんなことを言いながらも嬉しそうです。

役所行かなきゃならんし色々することもあるので

脚が固まってる場合じゃないんです。

それにしてもやはり京都は寒いです。

向こうは湿気も適度にあり温暖。

こちらはやや乾燥してますね。

寒さに強いと思ってたのに

思わずガスファンヒーター点火。

身体が冷えた〜。

しかし工房引越以来本当に傷めてしまったものですね。

ちょっと急激に冷えるとこれですね。

慣れるのが一番です。



しかし気づいたことがあります。

基礎体力が知らない間に低下してます。

筋力も。

こりゃ筋力つけないといけませんね。

引越でわかった筋力低下。これほどとは。

きたえよう。

そう決心しました。

プールとかウォーキングとか色々考えなきゃ。

基礎体力落ちるといい作品できないですね。

新工房の周りにはそんな施設もあるので色々工夫して体力作りもしていきたいと想いました。

挽回しないと。

遺伝的に

父方は運動大好きな人たちなのに虚弱で結核ばかり

母方は長生きはされますが足腰弱く手術とかばかり。

どちらの因子も持っているのですから

それを防ぐためにも運動していくことは大切ですね。

がんばろうと、思います。

ここ2年ほど急激に脚の筋力弱りました。

妹みたいにリウマチではないと思いますが関節がすぐに固まります。

予防するために新幹線で座っててもほぐすために色々準備運動します。

母が昔手術したときのリハビリ体操を見てましたから

それを参考にしてますけど

するのとしないのでは全然違いますから

それは大切だなあと思います。






懐かしい顔を思い出した

2022-11-14 10:39:20 | つれづれ
まだ19歳位から24歳くらいまで

私にはとても純朴なお友達がいました。

すまちゃん。

すまちゃんは結婚するために帰って行ったけど

いいちこ一瓶置いて。(笑)

国東の人でした。

だから私は国東のことを

「くにさき」と、ちゃんと若い時から読めたんです。

すまちゃんは色の白い、細い人で優しくて

私と同じくらいの歳で。

メガネかけてた。

髪の毛はその時は天然だったのかパーマあててたのかクリンクリンだった。

流行りのお洋服とか追いかけず

会社の寮に遊びに行っても

とても小綺麗にしている人でした。

うちの近くの短大通ってて

卒業したあと京都で働いてた。

残業ばかりの私の休みの日に

よくおいでよと言ってくれた。

時々すまちゃんを思い出す。

今私が当地に風のあとりえを開設したと知ったなら

どんな顔をするかしら?

どこか遠くにお嫁に行ったのかなあ。

その頃私も彼女もバタバタしっぱなしで

信じられない話ですが行き来はしてもお互い結婚して住所聞くのすっかり忘れて。

音信不通になりました。

穏やかな優しい彼女の笑顔を時々思い出すようになりました。

元気ならどこにいてもいいなあと想いました。

元気でいてね。

別に、捜すつもりもなく。(笑)

必要なら

ご縁があるなら

またどこかで出会う気がします。




あったかい

2022-11-14 10:26:58 | つれづれ
家主のきみちゃんが

私が岡山に行くのに

一旦京都の役所で書類取りに行くので早めに出て

港に車停めてフェリー乗ったら

電話が来た。

「一週間も停めて行くの不安でしょ?気にしなくても行くよ。遠慮しちゃいけない。」

「帰りが夜中の11時回るからそんな遅くに迎えに来ては貰えないよ。。」

「時間わかってるんだからそんなの平気よ。とにかく次からは言いなさい。いい?ちゃんと言うのよ!遠慮はだめ❢」

きみちゃんの所は岩戸寺という山手で

私のうちから車でさらに30分はかかるのです。

それなのにこんなことを言ってくれるきみちゃん。

何か涙出そうになった。

身内みたいにあったかい。

自分でちゃんとしなきゃ、迷惑かけないようにしなきゃ、って思ってたけど

何か本当にあったかい。

「次の山口のときはそうするのよ!わかった?」

うん。わかった。

心がほわほわあったかくなりました。

このみちゃんと相談してこのようにしたのです。

きみちゃんとこは遠いし夜中危ないし。

Tさんは夜中は無理だし。

自分で走るのが一番だねと。

でもこの地で

Tさんもそうだけど

遠慮したら海に投げ込むよ〜❣なんて言われる(笑)

ほんとに優しい。

きみちゃんたちみたいに身内みたいに心配して気にかけてくださる人がおられるのは

本当にありがたいですね。

感謝してもしてもしきれない私です。




だから

愛のたくさんたくさんこもったおるごーるつくれる気がします。

みんな本音で何でも言ってくださる。

そこに掛け値などない。

ありがたいです。




だからこそ

私も本気で作る。

本気で表現する。

この地は本当に

私のおるごーるを表現するのにとてもいい環境です。






馴染み

2022-11-14 06:49:22 | つれづれ
その土地や

気候や

その気、というものに馴染むには時間が要りますが

ここは本当に作品作りには素晴らしい土地で

昨日夕方も

工房に籠もっていると風が吹き出して

山の音

海からの強風で山の葉が揺れ木の枝が揺れて

葉が屋根に落ちたりする音がかしましい。

最初の頃

この海からの風が初めての経験でとても怖かった。

それと夜中や昼間関わらず

地鳴りみたいに何かが響く音が聞こえるので最初ちょっと怖かったんですが

それは何と夜勤とか昼勤されてるお隣さんの洗濯機の脱水機の音が

地面を通して響いてたのでした。(笑)

都会では雑多な音や車の音でそんな音はかき消されますが

聞こえるんだなあ。モーターの低周波音は地面を伝わり結構届くんだ、と

気づきました。

昨日の昼間この音がしてしばらくして表に出たら

「こんにちは~。」と、お隣さんが向こうで洗濯物干してました。

やっぱり脱水機かあ。



機械動かすとびっくりして大きなヤモリが頭の上に落ちてきたり。(笑)

最初はびっくりすることばかりでしたが

「危ないよ〜。」と、ヤモリに教えたり

ヤモリの鳴き声あるのも知ったし。

保護色なのかいろんな色や模様あることもわかったし。

音でいろんな事がわかってきました。

最初この地に来たときに感じた風の渡る音。

最近は虫たちやいろんな音に慣れてきました。

都会にいるとわからない風の音やいろんなうごめき。

知らないうちに慣れてくるのだなあと不思議な気持ちです。

確かにわあきゃあ言ってもだーれも来ない。

隙間だらけの家ですから虫たちは、入り放題。(笑)

玄関の上のスペースの土壁に隙間ができてますから

こりゃ漆喰あるから買ってきてまずはここを埋めないと寒いわ。と、想いました。

カニやフナムシどこから入るの?と思ってたら玄関の床に隙間。

ここも埋めて、他のところとわからないようにしなきゃ。



そんな色々が作業の休憩の10分とか

そんな僅かな時間の楽しみになります。



都会ではとにかく気忙しい。

車の音、ラジオやテレビの音。

私は無音は苦しいとばかり思ってましたが

時々好きな音楽かけますけど

作業中無音のときも多くなりました。

無音と思ってたけど無音じゃなかった。

鳥たちの声

水鳥たちの声

鹿の声

鳶の声。

山の音

葉擦れ、幹のたわみ

木の葉の屋根に落ちる音

草の上を何かが歩く音

遠くの花の苗の作業されてる方々の会話や笑い声。

あんなに離れてるのに風に乗り聞こえてくる。

本当に面白い。

ここにいると人本来の感覚が研ぎ澄まされていく気がします。

それがだんだん楽しくなりました。

工房にいるのが楽しくなる。

不思議です。