耳元で
おはよう
という聞き慣れた声がして目が覚めた
起きれば闇の中
誰もいない
夢なのか。
強い季節風が
凄まじい音を立て通り過ぎてゆきます
冬がきました。
しばらくして
母がトイレに起こしました
慣れない家での小さな段差も
転倒の原因になりますから
母を腕につかまらせてゆっくり。
想えば
こうしていられる事はありがたい事です。
昨日みっちゃんが
親孝行しなさいと言ってくれた
仕事忙しくても一生懸命しなさいとも。
Hみさんも
同じ事を言われた。
この前ご近所さんのお母様が米寿の祝いだ。
と、言われてた。
母は早生まれだから年が明けたら米寿だなあと想いました。
何だかとても胸にキュンと来たんです。
京都に工房やあとりえはどうしても条件合う所が無かったんです
甲斐性ないなあと自分に苦笑
でも、奇跡のような不思議な事ばかり起きて国東半島にいざなわれました
本当に奇跡のような不思議な事ばかり。
想えば福岡のいろんな場所に10年前から連れてもらい
不思議な出会いばかりして
英彦山にも伺い
宗像で不思議な光の体験をして
風が周りをぐるぐるまわった。
今いるこの場所も
ご縁のあるところと後からわかった
本当に不思議だなあ。
母は言いました
「あんたは小さな頃からふらふらと何処にでも行ってしまう子だった。こうして大人になってもいつも何処にでも行ってしまうし、どこででも眠れる子だ。よくこんな所に1人でいたねえ」
と、苦笑いしてました。
母をしばらく遊びに来たらと珍道中する事になりましたが
まあ作品作りするときはあたたかい部屋でテレビ見たりしながら過ごしてもらいます。
「機械なんかはどこにおいてるん?
明るくなったら見せよう。
脚の悪い母には段差など危険いっぱい。
トイレやいろんな所に私は自分で手すりつけましたし
お風呂大丈夫かなとお風呂介助しながら
お風呂場の中は4箇所手すりありますが
脱衣場や洗面所の所に手すりがないなと気づきました。
こりゃダメだ。何か取り付けましょう。
色々気づいたらコメリに行きちょっと手すり材料買い
すぐに取り付けられるのが私の利点。
木工などしてますとこういう事は楽に工夫して出来ます
できるようになったのはいろんな方々のおかげさま。
だからこそ私は
どんな時も
明るく明るく
楽しく楽しく
そう決めている。
感謝してるからこそ
明るく明るく
楽しく楽しく
私のおるごーるには
夢を込めたいのです
だから
そんな夢を
作れる場所は
明るく楽しくありたいです。
広島で
夢ばかり語り
たくさん夢を聞いた
またそれが原動力となりました。
凄まじい多忙な事をしてますが
嫌いじゃない
与えられた生命は全うしたいです。