夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

カモメ?

2024-12-26 09:11:42 | つれづれ

中の海の所に

カモメ?がおりました。

カモメは渡り鳥だけど目がかわいいからこれはカモメさんかなあ。

ウミネコはずーっといるけど目が鋭いしクチバシ長い。(笑)

顔がかわいいのがカモメさん。

今日はOさんからかっぱエビせんもらってた。(笑)

上空でトンビが狙ってた。



どっちかな?

近づいてみたら

ウミネコさんみたいな感じ。

ウミネコさんかなあ?

わからなかった

よ~く観察してました。

「カモメだろが?」

うーん。クチバシの色が1色っぽいから

やっぱりカモメかぁ。

早く帰ってこいと息子に叱られた。

気になるとずーっとそこにいるので。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスの太陽

2024-12-26 04:43:04 | つれづれ
昨日はクリスマス。

しかし田舎にいるとそんな事もほとんど感じません



私は色んな意味で

昔、財力なければ作家としては成功しない、と言われた事を心のバネにして

泥の中から這い出るようにひたすらひたすら努力の日々でした。

いろんな方々やお客様達に応援頂き

何にも無くても夢があるから。

そんな事をひたすら想い、信じてここまで来ました。

いっときは

京都ブランドを捨てた

とか、

都落ち

とか。(笑)

あなたはもう京都のおるごーる作家じゃない

とか。

しかしこちらにあとりえを構えたとき

もうその瞬間に

そんな事ら全てはもうどうでもいい事になりました。

ここにあるそのまんまの自然の美しさ。

満天の星空や鳥たちの朝の歌

それは都会の郊外のそれとは比べものになりませんでした。

想像の翼は広がり

いろんな場所で作品発表できる幸せを得ました。

息子はそんなひたすらな母親をじーっと見ていました。

「勝ち組とか負け組とか、そんなもんどうでもいい。財力あるなしも関係ない。やりたいか、やりたくないか。そんだけやな。」

それをふと合間に言われたとき

ある恩人が私にいつもいつも

人生はやったかやらなかったか

それだけだ

と、ひたすら支援し続けてくださったことを彷彿とさせました。

その支援は

今まで経験したことのないような後ろ盾で、支えとなりました。

好きなように、のびのびと表現する事の喜びを生まれて初めて得た私は

想像の翼をようやく広げ出すことができたのでした。

どんなときも、あきらめず

希望を持つことの大切さを教わりました。

お陰で

忙しい時期に母をこのように預かっても

お風呂介助も、いろんなことも

これはこれで素晴らしい経験なのだなと想えるようになりました。

不思議な事にこの地の皆さんは

私が毎日毎日創作に励んでおりますと

「がんばれ。しっかりやりなさい」

「応援してるから。何でも勉強。前向きに取り組みなさい」

と、励ましてくださる。

この環境は奇跡のようなものだ。

画廊にいても

例えば天候などでどなたも来られないなあとぼーっとしてるとき

恩人はいつも

大丈夫だと見ているように連絡くださるし

この地域の皆さんもラインなどで

いろんなお励ましをくださる。

そうしたら不思議な事に

人が突然集まられたりするのです。

おまけにまるで奇跡みたいに

お客様が注文される曲を先に注文していたりしたりします。

不思議な符合が起こり

そこにまた感激感動が生まれます。



息子は

それこそが奇跡みたいなものだと笑う。

当たり前じゃないなあと。

私は本当にそうだなあとまた想い返しました。



純粋な、気持ち

夢の音とカタチ

それこそが創作の、原動力。

財力でもコネでも学歴でもない世界だと笑われました。

全ては不思議なご縁で導かれるように進みます

昔おとぎ話だったような事が本当に信じていれば起こる

大きな舞台を準備して頂き

その舞台に夢を描く事ができる幸せは

ステイタスとかその見た目とか財力とか

そう言うものとは無縁だろ?と息子に言われそのとおりだなあと納得しました。

舞台を、与えられたなら

その舞台に集中し

舞台を観に来られた観客の皆さんのお心を

動かせるような世界をつくればいいだけのこと。

そこには知識とか理屈を越えた奇跡みたいなものが存在しますね。

なぜそうなるのか

それは作り手の夢。希望。喜び。熱情。愛。様々な感情や感動

そう言うものから生まれる事しかないですし

芸術としてのおるごーるに昇華させていきたいのだと言うことを私は身体に叩き込みました

苦しい時期、辛いとき

そんな中でもがき続けても

どんなときでも

心の中には爆発しそうなおひさまが、ギラギラ輝いてる。

そのエネルギーは誰にも止められないし、誰にも消し去る事はできません。

おひさまのようなそのエネルギーは

まだまだくすぶってる

爆発させよう

爆発させよう。



また夢を見てました。

夢の中で廃墟のようなボロボロの5階建てくらいの小さな白いビルを私は指さされました。

さて、次の舞台はこれだけど

何にもないあんたがこの舞台をどのようにするかね。

そう知らない人に言われ

私は太さ長さの異なるメジャーをたくさん集めてきて

ところどころ引きちぎられたように切り

その、ボロボロの壁のあちらこちらに漆喰みたいなもので埋め込んだ。

建物が

崩れそうでありながらも

そのところどころに古びた破れたメジャーが現れ

既成概念を破る世界としての舞台に仕上げていった。

誰のものさしにももう私は囚われはしない。

心の中でそう叫んだ。

廃墟は突然命を得た。

私は昔見た教会はここなのかと訝りながら

その白い廃墟の入り口のところのボロボロのホールに立ち

崩れかけた壁に白い木で作り上げた楼閣のような変形おるごーるを掛けた

たったひとつそのおるごーるは

廃墟の中で響き渡る。

曲は聴いたことのない音楽

ああそうか

それか

と、想った。

廃墟自体がその作品の舞台となり鼓動を始めた。

白い、昔夢の中で見た作品は未完成だったのかと気づいた。

この舞台あって初めてひとつの作品になり得たのだと感じた。

この作品は

「鼓動」

と言う題名。

私は興奮して目が覚めた。




全てのことは

収斂されてゆく

私自身の人生として

収斂され流れてゆくもので

そこには何にも

そう

そこには

有名になりたいとか勝ち負けとか

そんな既成概念はなくて

見た目の環境や美しさでもない。

あるのはただ純粋なる焔みたいなものがあるだけ。

裸のようなものだ

と、想いました。

裸で何にもない自分に

木漏れ日のように降り注ぐ何かが

原動力みたいに動かしてくれるものだと想いました。



しかし忘れてはいけないのは

そんな事は何にもない私一人では出来るわけもなく

色んな人達が

それこそいろんな人々の助けや支援や励ましのお陰で

私はその舞台を構成してゆけるのだということ

そんなご支援なければ

私は表現を、身に付けられなかったのだと感謝しています。





自分はただの自然の一部に過ぎないのだから


今朝も鳥たちはそんな歌を歌い

言葉のわからぬ無理解な人を嗤う

知らないのは人だけだと

鷹は空から嗤う

私はだから

着ていても仕方のない心の鎧も服も脱ぎ捨てる

どうでもいい世界だ

自慢できるものなどない

そのまんまの世界だ

けれども

それだからこそ美しいのだと

霜が陽の光に溶け出し輝くキラキラとした様を見ながら

決して人には作れない事象を目の当たりにして

立ちすくむ

風がつくる音楽を皮膚から聴く


冬の寒さは

身体の表面を冷やしはするが

内面の太陽には

何にも影響しないものだ

ああ

降誕祭なのだなと

子供の頃からこの時期聴いていた鐘の音が響いた気がしました


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする