お早う御座います。
昨日今日と、全国的な夏日の25度前後で、太陽が笑顔を振りまいていますね。
5月1日メーデーと記載されたカンレンダーを眼にし、鉢巻をして若き頃賃上げ闘争に明治公園に集合した事を思い出しました。その後バブル期となり、メーデーは祭典と化しました。バブルが弾け、賃上げもままならない労働者が再び真剣そのものでメーデーに参加し、気勢を上げているようですね。
昨夜も巨人を応援し、後2勝して勝率5割に持ち込み、その弾みで子供の日の鯉の滝登りの如く上昇して、上位を狙ってと大いに期待しました。結局、若武者亀井選手のホームラン2発は単発の打ち上げ花火に終わり、仕掛け花火の様な打線の連続性が無く、あえなく3対4で負けました。鯉は広島カープの専売特許で敗戦は仕方がないのでしょうか。若い一、二番コンビの坂本選手、亀井選手だけが目立ち、3、4、5番の小笠原選手、高橋選手、ラミレス選手はどうしたのでしょうか。打率が悪すぎますね。阿部選手に至っては最悪です。現在2軍で打撃の好調な選手と交代するなどのショック療法をすべきと思います。投手陣は何とか、3または4点までに抑えているのですから。
巨人の負けっぷりは、さておくと致しまして、北京オリンピックの8月8日まで丁度100日となりました。柔道の井上康生選手が全日本選手権の準決勝で破れ、引退を表明されました。長い間、日本の柔道界をリードされ、お疲れ様でした。充電期間を経て、後進の指導に当たって下さい。オリンピック代表選手の方々は、自己ベストを尽くすべく体調を管理しながら練習に励み、オリンピックを愉しみ、友好の輪を広げて下さい。なお、当日のチケット枚数は開催国の中国が75%を占め、他の国はチケット不足が起きているそうです。希望通り入手出来ない旅行業者は四苦八苦だそうです。私はビールを片手にテレビ観戦です。貴方は、どのように過ごしますか?
さて、小説の執筆状況ですが、『赤い笹舟―男共の肉弾戦―』は400字詰め原稿用紙換算で100枚を書き終え、後100枚前後の予定です。一介の剣道場の跡継ぎが日中戦争に狩り出され、国家命令で人殺しを繰り返し、義弟の戦死で処刑人と化したのです。戦後、刑場の露と消えました。後半は孫世代の豊かな世界を描き、最後に人の繋がりに驚きますよ。
北京オリンピックを迎え、隣国中国との歴史を紐解くのも良いでしょう。日本の平和は先祖、祖父や父時代の日中戦争、太平洋戦争での多くの犠牲の元に築かれています。
それでは、恒例の『旅愁散文詩』をご高覧下さいね。
十七. 都立水元公園(サイクリング賛歌)
昭和四十三年五月
(一) 青空 太陽 白い雲
ヤッホー ヤッホー
手を振り ウインクすれば
乙女が答える
愉快なサイクリング
(二) バード サンクチャー 緑の梢
ヤッホー ヤッホー
手を振り 口笛吹けば
小鳥が 囀り
愉しき サイクリング
(三) 静かな 水面 釣りの糸
ヤッホー ヤッホー
手を振り 語りかければ
魚が 跳ね飛び
心和む サイクリング
(四) 黄色 紫 菖蒲田
ヤッホー ヤッホー
手を振り お見合いすれば
花が 恥らう
心ときめく サイクリング