お早うございます。
早いもので、もう4月になりましたね。
明日3日には中学時代の級友達と墨田公園の花見と一葉記念館巡りです。今朝は風が強く、少し寒いですね。明日は17度に上がるそうで、ほっとしています。昨年、50年振りのクラス会で水元公園への観桜会はかなりの突風でしたが。幹事からメールで誘いがきた時には、「えっ、もう一年経ったの」と、思わず声に出しました。楽しんできます。
選抜高校野球は、応援していた東京の早実と千葉の習志野が準々決勝で敗れ、残念でした。今日は長崎の清峰と岩手の花巻東の決勝戦ですね。普段の力を発揮して、初優勝を青春の一ページに飾って下さい。
興奮続きのWBCをテレビ観戦し、野球の醍醐味を味わい尽くしました。選手、スタッフ、関係者の方に感謝申し上げます。大不振だったイチロー選手の決勝での大活躍、さすがの一言です。彼は謙虚に「美味しいところを奪って申し訳ない」と笑顔で話している光景が目に焼き付いています。巨人選手では小笠原選手の活躍が見られ、内海投手、阿部捕手、亀井選手は出番が少なく、実力が発揮されませんでした。その分、ペナントで張り切って下さい。二連覇を飾り、野球人気が復活の兆しを見せるでしょう。喜ばしい事ですね。そうそう、原監督の内に秘めたる采配振りを忘れるところでした。頭をペナントに切り替えて、日本一の奪回をお願いしますよ。
プロ野球は明日開幕で、長いようで短いペナントレースが始まりますね。専門家の評価では、巨人は巨大戦力で怪我人が少なければの条件付だが、優勝の文字が新聞に躍っています。昨年もそう言われましたがスタートダッシュにつまずきました。上原投手の抜けた穴を、安定感のあるM中村投手の加入で補い、打撃では中軸の小笠原選手、ラミレス選手に期待し、李選手の復調待ち。坂本選手を中心にした若手の台頭があれば活気が出て、面白くなりそうです。フレー、フレー、ジャイアンツ!
さて、小説の執筆状況では、仮題『逆走の闇』は原稿用紙60枚を終え、後半分です。主人公が成田山に初詣を済ませ、神田祭りを見学する場面があります。神田祭りをネットで検索していたら、『神田明神を崇拝する者は、成田山を参拝してはいけない』とのコメントがありました。興味が湧き、調べたら、敵対関係がある事を知りました。このように、何かを調査すると、派生的に面白い事例にぶつかります。検索の楽しみですね。でも、前に調査結果を記述したら、私設編集長から説明文が多過ぎて、人物の躍動感が失われるとコメントされたのです。
そこで、調査事例を登場人物に会話させる事にしました。
何時だったか、大分前の新聞記事で、卒業論文を書かせると、パソコンで検索調査したものを切り貼りして提出する学生が多くなったと、教授が嘆いていました。一度十分に内容を咀嚼してから記述して欲しいとも。
最後に、38作目の『旅愁散文詩』をご笑覧下さい。
いよいよ九州編に入り、終点が間近です。
三十八. 長崎県長崎市(異人と和人の息吹)
昭和六十二年五月
(一) L特急で着きし 長崎
駅前の路面電車
タイムマシーンで 数十年の逆戻り
都心では見ることもなし
荒川線の一路線を除いては
(二) 曲がりくねった路 そこかしこに坂
木造の洋館 赤茶色のレンガ塀高し
石畳の坂道 オランダ坂の標識あり
金色の瓦屋根 朱塗りの柱 唐人館
八角の尖塔 ゴシック建築 大浦天主堂
庶民と異人との交わり 驚愕の姿
眼前に 彷彿としてくるなり
(三) 行き交う 船舟
港を見下ろす ここグラバー園
草花 樹木に囲まれし オルト邸 リンガー邸
そしてグラバー邸
主人 家族 側近
異国の地で 何をか想わむ
何かを目指した 情熱の炎を感ず