今日は。
寒桜や紅梅白梅が花盛りですね。季節は間違いなく、春を目指しています。
さて、大腸癌検査の体験をお話致しましょう。今後の皆様の役に立つことを希望します。 この1週間肛門様からガスが頻繁に出て、冷えからきているのか、悪いガスが腸内で多く発生しているのかなど気にしていたところ14日の排便の色が正常のバナナ便ではなく、黒ずんだチョコレート色で形もなく、少し心配になりました。肺癌もあったことだし、大腸検査は確か30年前に実施理由は覚えていませんが一度行った切りでした。肺癌の際、転移の有無を調べるために全身のPET/CT検査をして転移は見られませんでしたが、この検査では癌の組織が1センチ以上ないと検出されません。そこで、大腸内視鏡で内部からポリープや小さな癌組織を検査して頂こうと決めました。 また、長らくお世話様になっている口、食道、胃、十二指腸、結腸、直腸、肛門の消化管全域を綺麗にお掃除をしたいとも考えたからです。突発的に下痢が生じる可能性が高いので、リハビリパンツに穿き替えました。 胃腸・肛門専門医院で前日には大腸検査用食事を3食摂り、就寝前に下剤服用し、翌朝五時に腸運動亢進剤を服用し、6時から腸内洗浄の粉を水1800mlに溶かして、1回200mlを10分から15分掛けてゆっくりと飲む。4回で排便しなければ、体操して排便を促す。その後も飲用を継続する。排便が見られ、徐々に便の色がなくなり、薄い黄色か白色になったら、行く途中で排便を催さないようにしっかりと飲用水を出し切る。 看護師が便の色が透明で検査OK。大腸の運動を止める薬を筋肉注射。検査着に代え、検査台に左横臥し、若い医師が肛門にクリームを塗り、内視鏡を肛門に挿入し、直腸から下行結腸に進み、少し痛いと言ったところ、曲がった部位の通過時には内視鏡の先端が粘膜に当たるからだと。次いで仰向けになり膝を立てて、内視鏡は横行結腸に進む、右上方のテレビ画像には血管が多く走り、ピンク色の粘膜が観察出来ました。ここで看護師がお腹を押し、痛いと言いました。やや痛いのでここで止めて貰おうかとも思いましたが、もう少しだし、残せば運悪くそこに癌が在ってはと考え、我慢しました。上行結腸へと内視鏡が移動し、盲腸に到達しこれより先は小腸になるとのこと。往きは出血、ポリープ、癌もなく綺麗で、帰りにもしっかりと観てゆきますと言われ、帰りは痛みもなく終了しました。 かなり綺麗なので10年は大丈夫でしょうと言われ、安堵しました。担当医に呼ばれ、術前の血液検査もOKで、大腸に異常はなく、3年は大丈夫でしょうとのこと。検査中に痛みが出ましたと告げると、図解し、右上端の角と左上端の角はぶらぶらしてなくて固定されており、そこを内視鏡が通過する際にはどうしても痛みが発生するとのこと。お礼を言い、その場を離れた。支払いを済ませ、帰宅し、喜びを家族に伝えた。少し痛かったと言えば、妹が自分は鎮静剤を打ってから検査を受けたので、何も感じないまま終わった由。パンとサラダと朝の残りの味噌汁をお腹いっぱいに食べた。下腹部の左下と左上と右上の3箇所が何となく痛いように感じた。午後4時過ぎには左側の2か所の痛みは消失し、残りもその内なくなるだろうと思いました。40分ほど何時ものストレッチ体操を実施しました。夕食は麻婆豆腐に手羽焼き。食後は新聞を読み、テレビを見てから2階の自室で就寝です。仰向けでも、右や左の横臥でも腹部の鈍痛を感じ、右上端の一部を押すと痛みが走った。何故か寝られそうもなく、直ぐに治まるのか、お腹の張りを覚えたので胃腸運動を亢進するビオフェルミンを服用したが、改善されず起きて正座すれば少しは痛みが少なくなるが、ラジオを聞きながらでも夜通し起きているのも辛い。考えてみれば明日は日曜で、救急外来だしと考えて、万一腸内出血なら手術になるので、夜中の12時になって救急車を呼ぶ羽目になった。自宅近くではサイレンの停止を依頼。救急病院の1か所目は電話に出ないので2か所目に掛けた病院では、この時間ではスタッフが少ないので、診察し、鎮痛薬の投薬しか出来ないかどうかとのこと。出血の可能性は内視鏡の往復では認められていないのでほぼなく、緊急手術にはならないと考え、痛みの消失で良いとし、そこの病院に急行した。鎮痙剤のブスコパンと腸運動亢進剤の漢方薬2日分を頂いた。持参したお茶で2剤を服用した。帰宅後就寝し、3時までは痛みが未だあり、眠られず、その後寝入ったようで6時に目が覚め、トイレへ。再び9時半まで寝た。痛みが消失していてホッとした。腸運動が十分に回復していないのに食事量を普通にしたことで腹痛が起きた可能が否定出来ないので2,3日は7割の食事量にする。昼食後と夕食後にも服用。日曜と月曜の昼で薬はなくなったが、痛みがなくて医者に行かず。夜はぐっすり眠れた。果たして、火曜日になって薬の服用がなくなっても痛みが起こらないかを確認した結果、現在水曜日の昼でも痛みは発生せず、安堵した。
以上の体験からコメントと反省点を列挙します。
コメント
① 内視鏡挿入中に痛みが発生したのは若手医師の技量が十分でなく、担当医なら無痛だったか、痛みも軽度の可能性が考えられる。2年前に肺癌告知され、転移が怖かったので脳のMRIとこの医院では担当医に胃癌の内視鏡検査を受けた際は痛みはなかった。胃と大腸の違いはあるが。今回、担当医は診察しており、内視鏡検査は若い医師に任せていた。ポリープ摘除の場合には担当医が駆け付けていた。若手が未熟なのは仕方ありません。私もラットや犬の手術で当初の内は失敗をして無為に死なせてしまっていますが、徐々に技術は上達してゆきました。
② 妹が受けた総合病院での経験では、前日の食事は検査用食事ではなく、3食ともうどんを摂取するように言われ、朝絶食して病院に行き、そこで薬や腸洗浄液を服用し、数人の検査者の内便の色が薄い黄色か白色になった人から順に手際良く内視鏡を挿入されていたとのこと。
③ 検査後、3日目になりますが、まだ排便がありません。何時頃になるのかと思い、検索した結果、消化管全域を空っぽにしており、また腸内細菌も洗い流していて腸内環境も普段と大いに違っていて、毎日1日3回と便通の良いヒトは1日後位から、ヒトにより4日目、1週間後との記述がありました。私は普段2日に1回排便がありまして、今回検査後4日目に褐色の形ある便が出て。万事OKとなり、ホッとしています。
反省点
① 担当医の前に座った際には、痛みは少しだったので自然に治ると自己判断した。しかし、翌日は日曜なので、万一を考え、鎮痛薬の処方を願い出て、薬を確保しておくべきだった。
② 検査の際に腸運動を抑制する薬が打たれたので、通常量の食事では食物が先に進まず、一か所に溜り膨張して痛みの発生になるので少量の食事から開始するべきだった。癌はおろかポリープもなかったことに喜び、腸の現状を考えなかった、会社では15年消化器系の薬の開発をしていたと言うのに・・。
③ 救急車の利用に躊躇してしまった。腹痛の原因は分かっていて、軽い症状でも利用する人が多くて困るとの情報も知っていたことから、タクシー利用で病院に行こうとも思ったが、何処の病院が受け入れてくれるか一々電話していては時間が掛かってしまう、まして夜中なので。一刻も早く腹痛を取り除き、安眠したかったので救急車を依頼した。救急隊員も歩いて来たと驚いていた。救急患者は動けないものと思っているようだった。患者の苦痛の度合いで救急車の利用を判断すべきと思った。
1.政治・経済
都議会では豊洲移転の経緯に関しての百条委員会の設置が決まり、何故汚染物質の多い東京ガス跡地を高額で購入したのかが、どの程度明らかになるのかが期待されます。都議会の話題で持ち切りで国政の課題の影が薄いですね稲田防衛相と金田法務大臣の答弁が大臣資格に欠けるとの批判がありますが。
相変わらず、トランプ大統領の言動に世界が振り回されていますね。政権を支える閣僚が半分位しか未だ決まっていない異例の事態で先行きに不安が残りますね。経済、外交面はどうなってゆくのか・・。側近や閣僚がブレーキ役を果たさなければ。
22日16:00の日経225は19,380円(-1円)で、このところ19,200円前後に揺れている。為替も1ドルは113.5円でこの前後で推移している。ダウ30は20,743ドル(+119ドル)と史上最高額になっており、米国経済は順調なので3月にも利上げがなされるとのコメント多く、円安になるでしょう。
2.社会
何といっても、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄の金正男氏がマレーシアの空港で暗殺された事件ですね。連日、報道されていますが、毒物が未だ解明されていません。実行犯の女2人と北朝鮮籍で実行犯の見張り役4人の援助者が逮捕され、見張り役4人はすでに北朝鮮に入国したとのこと。実態解明がどの程度進むのか、注視されます。
埼玉県三芳町にある文房具・オフィス用品の『アスクル』の大型倉庫の火災は16日に発生し、22日にも完全消火に至っておりません。防火扉とかスプリンクラーなどの防火対策は取られていなかったようです。また、扉や窓が極端に少なく、消火活動を妨げているようです。対策には費用が掛かることから、手を抜きがちですが、近隣への迷惑や減損の観点から必要最小限は設置すべきでしょう。24日の報道では、消火器,消火栓、スプリンクラーなど、倉庫の防火基準は消防署も確認済みとのこと。しかし、燃え易い機材が多くて、数人が初期消火活動をしたが、火はあっと言う間に燃え広がった由。
3.科学
特記なし
4.医療
1)白血病の治療薬グリベックを3年以上服薬し、2年以上異常遺伝子が検出されず有効な患者68人に対し、服用を中止して1年目で70%、2年目でも65%以上が再発なしと報告。再発時に服薬再開で効果あり。中止後定期検査は必須であるとのこと。
2)国立がん研究センターなどが00年から03年に20のがん専門病院にかかった5から94歳までの約4万5千人の5年生存率を調査した結果、部位別%は前立腺95、甲状腺89、乳房82、大腸69、肺33、肝16、膵5で、進行度別%では早期の1期85が、4期13。定期的に癌検診で早期発見!
3)東海大の佐藤正人教授らは50代の変形性膝関節症患者の患部に乳児の軟骨細胞から作ったシートを移植したと発表。患者自身の膝の軟骨細胞での移植で再生を確認しているが、正常な軟骨を傷付けるし、培養に時間が掛かることから、先天的に手の指が6本ある乳児から、親の許可後切除した軟骨を利用予定
5.スポーツ
割愛
6.小説の執筆状況
中断中
7.『書く(その2)』の歌謡詞
A.同級生
(七五調)
一.還暦祝いの 同期会
会ったような 見たような
中々名前が 出てこない
自己紹介で 立ち上がり
マイクの前に 進み出た
二.小学校の 卒業生
アルバムコピーと 見比べる
思い出したぞ 達也君
宿題忘れ 遅刻あり
何度か廊下に 立たされた
三.中学校の 先生に
国語担当 無事停年
書道は五段 師範代
祝いの幕字 達筆で
拍手喝采 湧き上がる
B. 漫筆余生
(七五調)
一.サラリーマンを 無事終えた
お客に頭 下げ通し
上司に頭 下げ通し
評価は悪いが なんのその
給料安いが なんのその
二.サラリーマンを 無事終えた
おべっか遣いは へたくそだ
野球の試合に 熱中し
宴会盛り上げ 拍手され
出世遅れが なんのその
三.サラリーマンを 無事終えた
親に感謝す この身体
還暦祝いに 自分史を
みなに配って 一区切り
余生のぜいたく 漫筆よ