お医者さんから6時間の予定の手術と聞いていました。
午前10時30分に手術室に入りました。
午後5時きっちりに手術室を出て来ました。
背中を切り開いて背骨の手術をするのですから、うつ伏せに寝て来るとばかり思っていたら、普通に仰向けに寝て、ぐったりとして出て来ました。
たくさんの方が励ましに来てくださいました。
本当に有り難うございました。
麻酔が残っていて朦朧としています。麻酔が覚めるに連れて痛みが出てきました。
術後間もなく、執刀して下さった千葉先生(整形外科部長)から直接お話を聞くことができました。
手術は当初予定していた通りの金属のプレートと2本のスクリューですべっている骨と骨を固定する手術でした。
かなり神経が癒着していたそうで癒着している部分をしっかり切り離し、骨と骨の間には削った骨と金属の板を一緒に入れたと言う説明です。出血はやや多かったと話されました。。
何故そうするのかよく分からなかったので質問すると、要するに上と下の2つの骨(腰椎)をくっつけて1つの骨(腰椎)のようにし、今後はすべらないようにすることで、神経が圧迫されたり癒着したりすることを防ぐと言うことでした。
確かに、前に見せて頂いた写真では、大きな骨と骨が5mmほどずれていました。術後の写真では全くずれていませんでした。
術後の写真には、使った金属4個と縫った時に使ったホッチキスの針状のもの10数本、出血を抜くためのパイプが見えていました。
根気のいる、時間のかかる大変な手術、3人のお医者さんは一生懸命やってくれたということが良くわかりました。
おかあさんの腰痛は必ず全快すると思います。
チームを組んで頑張って下さった3人の先生には深く感謝します。
おかあさんもよく頑張りました。
大手術の怖さにも弱音を吐かず、術後の痛みにも耐えています。
とても立派です。

身体の中の出血を抜き出すポンプです。大分たくさん出てきています。
この体内の出血が止まり、このパイプが抜けると、座ったり歩行器を使って歩いたりできるのだそうです。
早く出血が止まって欲しいものです
