フウロソウのロザンネイが
美しい
今日は土用の丑の日
気温はうなぎ上りに上昇
こんな日は
小屋が涼しく過ごしやすいです
江戸時代の紀行家菅江真澄が
毛馬内の古河村にある黒澤宅を訪れたときに描いた
“むらさきうす”です。
ぺったん、ぺったんおもちつき
ではありません。
紫根染の古代技法では
このようにムラサキの根を臼で搗いて染めるのです。
「紫根搗きにいきま~す。」
と弾んだ声の宙さんから先日連絡を頂き
今日も小屋の入り口の椅子には緋毛氈が掛けられました
宙さんは
粉砕器で紫根を細かくするより
この臼で搗く方が色が鮮やかな気がする
と話しながら
汗をかき、かき・・・
紫根搗きを楽しんでいるようでした
宙さんの紫根搗きがこれまたうまいのです
ストン、ストンと
落とすようにして搗くと疲れないし
紫根の匂いがじわっと出て細かくなっているんですって
頭と杵は使いようですね。
涼しげなロザンネイのような
素敵な紫根染の染め上がり
今日も小屋には笑顔があふれました
小屋の窓につるしている
風鈴の音が
涼やかです・・・
ベロニカブルーボンも
色鮮やかです
夕方に見えたかわいいお客様
ゆうちゃんに
「どうしてお庭に野菜がうわってないの?」
と聞かれてしまいました。
さあ、どうしてなんでしょうね~
暑さに負けずに
ギボウシの花が賑やかに咲き出した
癒しの庭です。
うなぎも美味しいですが
素晴らしいお仲間たちとギボウシのたくましさに
元気をもらった
土用の丑の日でした
ごきげんよう
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