
今朝の積雪、10cmを切りました。気温は7度、しとしとと雨が降っていました。
文化財保護協会機関誌の校正作業の段取りもついたので温泉に出かけることにしました。
温泉らしい温泉は、硫化水素泉、硫化水素の臭いのぷんぷんする温泉です。そんな温泉に行きたくなりました。
近くでは日景温泉(青森県)、有名なところでは泥湯温泉(秋田県)、松川温泉(岩手県)、猿倉温泉、谷地温泉(青森県八甲田)などがあります。
硫化ガスは人が死ぬこともあります。
下のような硫化ガス検知器があるのですが、あまりに高価なので我が命は日景温泉にお任せしました。
日景温泉一昨年のお正月にみんなで行った白いお湯の等張性温泉です。
浴室には換気のための小さな窓がいくつかあります。今日は閉めていました。お湯がやや温(ぬる)い上に、浴室が広すぎて寒い感がしました。
硫化水素検知器

SDカードを入れ忘れたカメラでは写せなかったのですが、この温泉には珍しいものがいくつかありました。
玄関を入って左側は浴室ですが、右側に約40畳ほどのコーヒーなどを飲める洋風の休憩室があり、その部屋の中央に鋳物製の薪スートーブがあって、その側のソファーに座っているととても暖かく、眠くなって気持ちが良いのです。すっかり気に入ってしまいました(天井には大きなファンが2個付いています)。
ここでゆっくり休んでまた温泉に入ろうとするとまた別個に400円支払わなければならないのがここのルールだそうです。他と違って誠に悪いルールです。この悪いルールは玉川温泉もだそうです(八幡平温泉付き別荘にお住まいの方のお話)。
この素敵なストーブの脇には、大きな猫が寝そべっています。私たちと同じように気持ちよさそうです。声をかけるとちょっと目を開けたり伸びをしたりしますが、またお昼寝です。まるでお仕事を定年退職した人にそっくりです・・・・!
売店に行ったら温泉に関係した本が売っていました。その中に、「猫が迎える温泉」という本がありました。その本の表紙の猫がさっきのお昼寝中の猫にそっくりなのです。手に取ってみると、休憩室のカウンターでコーヒーなどを作る若い女性も写っています。そうです。ここ日景温泉の本でした。
この次行った時にしっかり立ち読みしようかと思います。しかしもっと温かくなってからです。冬はお湯が私には温すぎます。その頃はストーブは焚いてないかもしれませんが・・・!
帰りに本屋さんに寄って、同じ本を2冊買いました。

先日マロンさんがBLOGで紹介して下さっていたいたあの本です。そして、先日我が家においで下さったsawameのおにいさんとおねえさんが各1冊ずつ持ってきたあの本です。
この本はどうしても我が家には2冊買う必要があるのです。

八戸市の「新八温泉」も「ウエルサンピア八戸」もこの本を持って行くと無料で入浴出来るのです。・・・ただしこの場所は1回限りです。
北東北(青森・秋田・岩手の3県)286湯「全湯サービス付き、手にした者だけが得をする」と表紙にあります。
もう一文次のようにあると親切だと思います。「温泉が好きな方で暇がたくさんある方は特に得をする」と ・・・

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