癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

葛飾北斎の愛した花の町小布施

2014年05月02日 | ガーデニング

 

 

花の町小布施の

オープンガーデンブックです

先日の

上州・信州花ざかり紀行の

 観光バスツアーで

小布施の町を訪れたときに手に入れました。

 花ざかり紀行バスツアーは最高でしたが

もっと時間があれば

小布施の素敵なお庭を見たかったなと思いました。

小布施のオープンガーデン

とっても気になって・・・

なにか忘れ物を残してきたような

素敵な花の町です

 

 

 

ツアーの小布施のコースは

町巡りのフリー散策になっていましたが

この小布施の岩松院にある

葛飾北斎の天井絵が見たくて、見たくて~

町巡りをパスして

タクシーを使って見学してきました 

 

 迫力のある21畳敷の天井絵 

葛飾北斎最晩年の大作「大鳳凰図」です。

 

 

今から160年以上も昔の嘉永元年(1848)完成の

北斎89歳の作品です。

本堂の天井に描かれたその「大鳳凰図」は

見上げていると

天井をまるで舞っているかのように迫力があります

あまりにも鮮やかな色彩に

160年以上も昔のものとは信じられないほどでした

「大鳳凰図」を八方睨みの鳳凰と言うのは

どこから見てもこちらを見据えるような鋭い目だからでしょう。

 

ところで

上の「大鳳凰図」に

かくし絵として北斎が生涯敬慕してやまなかった富士山が描かれています。

見つけてみてください。

・・・

 

 

 

このようにして逆さに見るとおわかりでしょうか?

鳳凰の上に描いている白い部分が富士山

北斎は大好きな富士山を

湖に映った逆さ富士にしてこの天井絵に残したようです

 

葛飾北斎の美術館が工事中で閉館なのが大変残念でしたが

天井絵を堪能できたのはラッキーでした

それにしても

驚くべき葛飾北斎

80歳を過ぎてから江戸から小布施に行き

ここ小布施にたくさんの作品を残しています。

あまりにもパワフルでびっくりです

 

岩松院の境内には

福島正則の霊廟や小林一茶の

「やせ蛙まけるな一茶これにあり」という句を詠んだ

蛙合戦の池もありましたよ。

 

 

今日の癒しの庭の花便りは・・・

桃の花が咲きました~

 

 

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