走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

志半ばで逝った江副君へ送る

2006年02月09日 23時46分32秒 | その他
嗚呼、江副(えぞえ)よ、江副。
君は、その若さでいくことを潔しとするのか。
君の熱き思いは、志半ばで潰えるのか。
その志を受け継ぐ者がどれほどいるのか。
君のやったことはあまりにも多く、偉大である。
しかし、遣り残したことも多く、どれだけ無念であろう。

今日、私よりも若い江副君が通勤途上に電車の中で倒れ、かえらぬ人となった。
彼は、長年、公営企業局で組織管理や人事管理、事務改善など、いわゆる内部管理を一手に引き受け、奮闘してきた。まさに戦士であった。
その仕事は、嫌われても褒められない、本当につらい仕事である。ストレスばかり溜まり、太ってしまう。
十年前に倒れ、不死鳥のように蘇り、自分を騙しながら戦っている君をときどき見かけては、がんばってるなと思ったものである。
でも、本当は苦しかったんですね。
今日、君は、その苦しみから楽になりましたか。もし、そうなら、それだけが我々同志の救いです。
覚えていますか、普段、寡黙な君が、同じ電車に乗り合わせ、組織とはどうあるべきか、その中で人事管理がどうあるべきかを熱く熱く語り始めると止まらず、市役所までお互い議論しながら歩いたことが何度もあったことを。
がんばる者が評価される組織をつくりたいと。
風通しのいい組織をつくりたいと。
挑戦し続ける組織をつくりたいと。
未来につながる組織をつくりたいと。
そして、地域の人たちが幸福になる組織をつくりたいと。
みなさん、歴史に名を残すこともなく、人のために命をも顧みず、華々しくもなく、一心不乱に仕事に打ち込む人間もいるということを知ってください。

君の志を受け継ぎ、私たちは戦い続けます。
静にお眠りください。  合掌