走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

美意識とは

2006年09月07日 21時53分40秒 | その他
 あと二週間もすれば、わが国の新しい首相が決まることとなります。
 そのせいか、大本命の方の著書がよく売れているようであります。
そのタイトルは、「美しい国へ」というもので、内容を、その宣伝コピーを引用すると次のとおりです。

「自信と誇りのもてる日本へ。「日本」という国のかたちが変わろうとしている。保守の姿、対米外交、アジア諸国との関係、社会保障の将来、教育の再生、真のナショナリズムのあり方…その指針を明示する必読の書。」というものです。

 そこで、タイトルだけでイメージした言葉が、「美意識」です。
この「美意識」について、熱く語ったことがありますので紹介します。

 NPO・OIJの横山さんと活動の共通認識として、今、世の中に何が欠けているのかという話をしたときのことです。
それは、「美意識」だろうということになったのです。
日本という国、日本人という、本来、有していた「美意識」の復活こそが、日本人としての自信と誇りを取り戻すきっかけにならないかということになりました。
 私たちの言う「美意識」とは、単に美しいものを美しいという意識ではなく、立ち居振る舞いや言動の中に潜む、「相手を慮(おもんばか)る思い」を原点にした意識すべてを美意識と定義づけようというものです。
 例えば、剣道にみる、試合後の「礼」は、勝者が敗者に対し、敬意を表すものであります。
また、車椅子の人と話をするときに、自然にしゃがんで相手と目線を同じ高さにする「しぐさ」も、そうです。
相手の成長を願い、厳しく育てることもそうです。
これら、すべてを私たちは、「美意識」と定義づけようということになりました。
 そのためには、日本の古きよきものを再認識する場と、そのための肩のこらない学びを、大学と連携しながら大人たちに提供する活動を行うことといたしました。

NPO・OIJ四国支部が母体となる「四国産業創出大学準備室」、まもなく松山から始動します。