走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ボランティアの活用について

2007年03月03日 23時32分01秒 | その他
☆☆☆ 生石小学校のユニークなモデル事業

 今日は、放課後の子どもたちの居場所として、小学校のOAルームを活用し、地元大学生のボランティアのお兄ちゃん、おねぇちゃんたちが子どもたちの勉強を見るというモデル事業を教育長と一緒に見させていただきました。

 ツールとしては、各教科の単元別レベル別(三段階)に分かれたものがバーコードで表示してあり、子どもたちが自分でそれを選ぶと、それに該当するプリントが出てくるというものでした。
 大学生のボランティアは、そのプリントの答あわせをするのですが、当然、子どもたちが悩んでいれば、すばやくアシストに入るといった雰囲気です。
大学生のボランティアたちは複数いましたので、このような細かなアシストができるのです。

 このモデル事業は、放課後対策にボランティアがどの程度活用できるものかを検証するものでしたが、子どもたちの表情も教えているボランティアの人たちの表情もとてもいいものでした。


☆☆★ 目線の高さ

 この事業を見ていて驚いたのは、ボランティアの人たちが自然にひざを折り、子どもたちの視線にまで降りて教えていることでした。
 また、服装がカジュアルなため、年齢の近さと相俟って子どもたちには、すごく親近感を覚えるのだろうなと思いました。


☆★☆ 学ぶ心を揺さぶる

 子どもたちは、得手なところだけをやるのかなと心配していましたが、結構、不得手なところにもチャレンジしていました。
選択権は本人にあるのですが、「不得手なところだけやるの?」という質問には、「その日の気分!!」という答が返ってきました。
なるほど、であります。
 そして、自分で学ぶという意識が確実に芽生えているなと感じ取れました。
 実際にやっている子どもたちに聞くと、勉強をしているというイメージではなく、ゲーム感覚でやっているような感じでした。
 社会教育を学ばさしていないか、この子どもたちに教えられ反省させられました。