走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

心ない話

2010年09月21日 19時53分02秒 | つぶやき
 車椅子に乗る少女が乗車拒否されました。
少女はその話を父親に話しました。
当然ながらその父親は怒りました。

その少女は小さいにもかかわらず、父親の気性を知っていますから、慌てて、
「行きの運転手さんは、とっても優しかったよ」と取り繕いました。

その様を見て、父親は我に帰ったそうです。
そして、娘の通う施設の先生に聞くと、少女だけではなかったのです。

父親は、できるだけ冷静にその会社に電話したそうです。
淡々と物静かに事情を話し、「同じ過ちを繰り返すようなら、こちらにも考えがありますから」と言って電話を切ったそうです。

 心豊かな社会をつくらなければならないと常に思っています。

 でも、心豊かな社会を壊しているのは、私たち大人かもしれません。
その運転手さんには、子どもさんがいなかったのでしょうか。
もし、自分の子どもが同じ環境で、ただ身体が不自由というだけで乗車拒否をされる。

通り過ぎる車両を見ながら、その少女の心はどれだけ傷ついたことか。
心豊かとは、人を思いやる優しい社会ということです。

 お願いです。
 未来ある子どもたちの心を傷つけないで下さい。

私たち大人が模範となり、素敵な大人になることで、子どもたちが目標とする大人になってください。