ロンドンオリンピックもとうとう閉幕した。
期間中、睡眠不足に見舞われた人も多いことだろう。
さまざまな感動を観る者に与えてくれたという意義では本当に素晴らしかった。
このロンドンオリンピックでは初の全種目に女子の部門ができたこと。
そして、わが国の女子種目が躍進したということでは歴史に残ることであろう。
なかには男子の結果について不満をお持ちの御仁もおられることとは思うが、アスリート一人ひとりの日々の努力を思うと、そんなことは言えないと思う。
男子体操の内村航平さんは、「オリンピックには魔物がいる」といっていた。
どのような超一流のアスリートでも、国際大会に何度も出場している百戦錬磨のアスリートでも、そのプレッシャー(内村さんは、魔物とプレッシャーはちがうといっておられた...)は半端なものではないのだろう。
肉体も精神もぎりぎりの極限状態の中で、コンマ何秒の僅かな狂いが失敗を引き起こしてしまったり、相手に差をつけられることになる。
だが今の選手の多くが、その極限状態を愉しんでいるような気がする。
こういう言い方は本当にがんばっているアスリートには失礼だとは思うのだが...
ただ、昔のような強迫観念に押しつぶされそうな表情が多く、同情にも似た思いになったものである。
そして、テレビを見ていると、マスコミはメダリストだけを追いかける。
成果として、当然といえば当然だが、本当にそれだけでいいのだろうか...
私たちは、国を代表して戦った人たちすべてに敬意を表すべきではないのか...
どちらにしても、リオデジャネイロ・オリンピックに向けて既に始動しているアスリートはたくさんいる。
そして、次代を担うアスリートたちもいる。
例えば、地元愛媛にも「愛媛体操協会」というのがあり、若き(幼い?)アスリートが活躍している。
公式ブログは、
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/gymehime/
皆さんも、さまざまな若きアスリートが国の代表として活躍できるよう応援して欲しい。