最近、自分で何してるんだろうと思う時があるんです。
もっと、他の生き方があるんじゃないかと思う時があるんです。
かといって、仕事や職場に不満があるわけでもないんです。
職場の人間関係も良好ですし...
でも、なにかちがうんです。
そういって仕事を辞めた若者がいる。
単に適正な仕事に就けなかったんだろうといってしまえばそれまでだが、本当に当人だけの問題だったのだろうか。
その若者は、きっとその仕事で夢を見ることができなかったからかもしれない。
私たちは既に、その若者たちに夢を抱かせる立場にある。
自分たちの仕事の中で、夢を熱く語っているだろうか。
若かった頃、一生懸命に、そんな夢かなうわけないだろうと馬鹿にされながらも、大きな夢を語っていたような気がする。
もし、最初からそんなものを語ったことがないというなら、それは悲しい人生ではないか。
振り返った時、人に自慢できる仕事をいくつしたか。
もし、一つもないとしたら、それも悲しい人生である。
自慢できるとは、大きな仕事ばかりではない。
一つのことに、こつこつと真摯に向き合い、積み上げる仕事。
それも立派な自慢できる仕事である。
大切なことは、一生懸命にやってきたかどうかなのだ。
例え、誰に認められなくともである。
夢には自分自身が見つけたものと、誰かの夢を継承するものと、様々ある。
しかし、いずれにしても夢をもつことは大切なこと。
特に、この人の夢を継ぎたいと思わせるような夢を見させること。
そんな夢を描きたい。
そして、自分の終焉が来るまで私はそんな夢を見続けたい