最近、知己を得たダイキ(株)社長の高橋宰さんから次のようなメールをいただいた。
月二回、全国に向けて高橋社長自身がこのような内容で情報発信しているとのこと。
驚きであり、アグレシブルにご活躍されておられるので、どうやってこの時間をねん出されておられるのか脱帽である。
「元気な町だよね」とうれしい言葉を掛けていただくことが多くなったと言われる「今治市」。
「今治ってどんな町?」…愛媛県内第2の東予地方の都市ですが…。
今治タオル、ゆるキャラ・バリィさん、ご当地グルメ焼豚玉子飯…。
全国区の人気となった「ゆるキャラ・バリィさん」初め、市の代名詞となる特産品が話題を集めています。
週末ごとに県外ナンバーの車が増え、まさに市街地再生に一歩近づきつつあります。
その中で元気を取り戻しつつある商材の1つが、「今治タオル」。
昨年は東京など各地に今治タオル専門店が相次ぎ開店。減少を続けてきた生産量も品質の良さが再評価されて上向いてきました。
今治市は、工業出荷額が年間152億円と国内最大のタオル産地です。
温暖な気候、良質の水を生かした綿花栽培と、江戸時代から白木綿などの織物業が盛んでありました。
1879年(明治12年)に四国で初のキリスト教会が今治に設立されて西洋文化が広まり、新しい商品作りに取り組む気風が生まれたと
伝えられています。
1894年(明治27年)に今治でタオル製造が始まり、綿織物を手掛けていた業者が生産するようになり、大正時代には高級なジャカード織りの導入で生産額が拡大しましたが、平成になると海外産の安価なタオルに押されて出荷額が急減し、一気に市街地も廃れ始めます。
2006年度には今治商工会議所が四国タオル工業組合や今治市と連携し、国の「JAPANブランド育成支援事業」として採択されてプロジェクトを開始。
ブランド商品の開発やタオルソムリエ資格試験で注目され始めました。
アートディレクター佐藤可士和さんデザインの統一ロゴマークを制作。
独自の品質基準で高い吸水性と安全性を備えた製品をブランド認定し、PRしております。
最近では、製造工程などに天然染料を使用したオーガニックタオルや生産過程で廃棄されるタオルの端切(はぎ)れに着目し、バスマットや座布団などを作る材料として紹介され、「捨てみみ」という端切れ廃棄材をエコ活用して、厚手で吸水性に優れるなどの品質の良さを生かして毛糸のかぎ針編みと同じ要領でマットや雑貨を作る「布編み」でも注目されています。
さらに平成23年から欧州市場の開拓を目指し、イタリア・ミラノで開かれる世界最大のインテリア雑貨見本市「マチェフ」に参加し、「IMABARI」の知名度向上を展開して参りました。
今年も今治タオルの特長である柔らかさや吸水性が高く評価されたことやイタリア国内に販売網を持つ現地代理店と契約できたことに加え、円安効果もおくってくれま寄与し、会期中の成約額は昨年の約3倍に上ったと報道されています。
今回は、海外でその「ブランド」を確立しつつある「今治タオル」をご紹介します。
これからの汗ばむ季節の必需品…「ふれるとやさしい気持ちになれる」その肌ざわりの良さ、使い心地の良さ、ご利用いただいて「なるほど」と合点がゆく商材としてご提案申し上げます。
是非お試しください。
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もう、すっかり愛媛の人になった感がする高橋社長。
もっともっとがんばって地域資源を世間に送り出してもらいたいものです。