先週一週間は、ほぼ東京出張でした。
そして、今日は、その余波でいなかった一週間分の仕事に忙殺されました。
正直、まだ追いついていません。
今回の出張は、全国の選挙管理委員会の委員長や職員が集まる会で6年ぶりという公職選挙法の改正が主なテーマでした。
ネット選挙の解禁や成年後見人制度の改正など、新しい制度改正もともない休憩時間にはどのようになるのかという話をしていました。
法改正は何でもないことのようですが、これがボディブローのようにじわじわ地域社会に影響を与えるのです。
特に、ネット選挙の解禁では、むしろ選挙時に候補者が情報を発信する量が限られていましたが、自分の思い(マニュフェスト)を十分伝えられる機会が増えるということです。
ただし、その反面いいぱなしは許されませんから、ある程度実現可能なものを取り上げる必要があり、そのための日頃の勉強が支持者獲得につながることになると思います。
そういう意味では、各候補者は選挙人にいかにわかりやすく自分のマニュフェストを伝えるかといったプレゼンテーション能力が求められるようになるでしょう。
そして、そのマニュフェストも社会情勢などの変化から変えなければならない事態が生まれてくると思いますが、そのときに明確に説明できる説明責任能力といったものがあわせて必要になることでしょう。
どちらにしても、今、政治活動や選挙運動が大きくかわる歴史のターニングポイントのような気がします。