人は、失敗続きやがんばっても報われないとき、フッと「どうして」と思いがちである。
そして、どんどんマイナスの方向に自分を向けていってしまう。
すると、何をやってもうまくいかなくなってしまう。
周囲の人たちもそんな様子を見ていて少しづつ離れていく。
すると、さらに「どうして...」と思うようになる。
冷静に見ると、すべて自己の問題に帰着する。
そんなとき、「どうして」という(自己への)問いかけを「どうすれば」にスイッチを切り替えるだけでずいぶんと変わる。
「どうすれば」には、自己への挑戦がある。
自己に打ち勝つ。
ここからすべてが始まる。
だからといってうまくいくわけではない。
だが、常に「どうすれば」へと切り替えることができれば、少しづつ切り拓けていく。
人は一生懸命な人を応援したくなる。
打開策は自分以外の人によるところが大きい。
ただ、がんばっているとどうしても人の力を受け入れにくい。
そういう時、もう一度、「どうすれば」という言葉を心の中でつぶやけばいい。
そうすれば、肩の力が抜ける。
人の力を借りれることも大切だとわかる。
決して無理をする必要はない。
大切なことは、目的や目標を達成すること。
ただ、それだけである。