一昨日、愛媛県の伊方町の三崎にある農業生産法人㈱NADAの大岩康久社長と知り合いました。
とても愉快な方で、初対面から吸い込まれるようで、どの話も素敵でした。
感服したのが日本の商習慣を大切にされておられるところでした。
過去に、東京の有名な果物屋(パーラもやってたなあ)さんとお付き合いされていたときに、直取引を望まれたのでお断りされたそうです。
その果物屋さんとお付き合いされていると聞いただけでも、どれだけ品質の高い商品を卸されていたかがわかりますが、そのブランドを蹴ってでも自分のポリシーを貫かれた生き方が何よりも大岩さんらしく、自分のようにうれしくなりました。
スウェーデンでは無駄をいっぱい作ることで雇用の場を創り、拡大しました。
そして、わが国では無駄を省くこと、効率性を追求することで、たくさんの雇用の機会を喪失してしまいました。
きっと、大岩さんには一人勝ちでは(ビジネスは)長くは続かないという信念があるのだと思いました。
ビジネスパートナーとして組むなら、きっとこういう人がいいとも思いました。
また、大岩さんのところのみかんが美味しい理由の一つに土があるそうです。
その大切な土を見においでと言ってくださったので、ぜひ伺おうと思っています。