最近、後輩の人たちから、「燃えないんですよ」という言葉をよく耳にするようになった。
見ていても、いわゆる熱い若者が減ってきたような気がする。
しかし、冷静に見ると、熱い先輩や上司が減ったせいではないのかと思う。
では、そういう立場である私たちはどのように振る舞わなければならないのか。
そのヒントは、やはり武士の生き方にあるような気がする。
江戸時代、士農工商という身分制度のもっとも上位の特権階級にいた武士が、その位置に居続けることができたのか。
それは、大なり小なり、他の階級からリスペクトされていたからであろう。
その武士の生き方を私なりにまとめると次のようなものか。
・立場的に弱い人やうまくいっていない人にやさしくする。
・両親や上役をはじめとするお世話になっている人たちに、なにかにつけ感謝の気持ちをあらわす。
・学ぶことと、実践すること、どちらも同じくらい時間を費やす。
・憧れの人をいつか超えてやると、燃えている。
そうやって生きていれば、いつか皆に慕われる人になれると思う。