走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

トラブル発生!!

2011年05月17日 19時24分20秒 | 職場の出来事
 今朝、職場でPCを立ち上げネットに接続しようとしたときにアクセスできないという状況が起こった。
つまり、業務用ネットワークがつながらないということなので、お客様にご迷惑をおかけすることになる。

 業務開始時間が迫ってくるにもかかわらず原因がわからない。

 ブレイカーが落ちていないか分電盤の中を見るが異常がない。

 関係部署などに電話。

さまざまな対応を試みるがわからない。

 業務開始。

 お客様が何人か見えられる。
手続きを急がれる方は、最寄の支所を案内。
急がれない方は、後日郵送させてもらうことにする。
事情を説明すると、納得される。

 窓口担当者が迅速かつ適切な行動をとってくれたからである。感謝。

 業務開始から三十分経過。
専門の技術者が来られ原因を探っていく。
施設が古いために電気容量が小さいためか...(そんな勝手な想像をする)

 技術者が自分たちが開けていなかった分電盤の中を見る。
ブレイカーが落ちていた。
原因はおそらく漏電であろうということになった。
しかし、どの箇所かはわからないという。

 原因追求は後日改めてということになった。

 施設管理者として、どこまで把握すべきか考えたが、自分の危機管理の甘さゆえのことだと反省。

 今回、スタッフ全員が各々の役割を認識し行動に移してくれたから大事には至らなかった。感謝。
自分のふがいなさと、スタッフの頼もしさを感じた出来事だった。

生石散策(その5)

2011年05月16日 22時34分21秒 | 地域散策
 支所の前の道(吉田街道というらしい)を東に向かっていくと、大きな庄屋さんのような門構えがある。

 そこには次のような「天狗の面」が吊るしてある。





このお面は昔からあるのだが、いつからついているのかわからない(できれば後日調べてお知らせします)

 おそらくいわれなどがあるにちがいない。

 車などで行くとつい見落としてしまいそうである。

 みなさんも良ければ探していただきたい。

ガラス張りで、地域を大改造!

2011年05月15日 22時07分46秒 | おもしろい
 今日のTBSの夢の扉プラスのテーマは「ガラス張りで、地域を大改造! ”見られる”住宅で、コミュニティを甦らせる・・」だった。
内容は次のようなものである。

 玄関も、居間も、トイレまでも丸見え?ガラス張りの、その斬新な住宅には、度肝を抜かれる...。
数々の建築賞を受賞した建築家、山本理顕。
設計の根底には、彼が生まれ育ってきた町並みと原風景がある。
隣のおじさんに怒られる...。
近所のおばさんたちが食料を分け合う...。
昔ながらの地域社会が、人と人との絆を深めてきた。

 しかし、1住宅に1家族という価値観が定着していく中で、山本は限界を感じつつあった。

 システムは制度疲労している。
プライバシーは確保できても、密室化して、何もかもが見えなくなっていく。
子どもも、高齢者も、障害者も。
 孤独死をも生み出し、家庭内のトラブルも密室化させ、問題をこじらせる。
いまこそ、地域の復権を...。 

 山本は新たな考えを打ち出した。

 「地域社会圏」。

住宅を飛び越え、地域社会のあり方をも設計する。
彼の物静かな語りとは裏腹に、社会を改革しようという執念が見え隠れする。 
その建築の理念が評価され、世界から声がかかる。
コンペを独占する。
一方で、奇抜な建築だけに、国内外でも賛否両論はつきまとう。
 でも、山本は信念を貫く。 
家族のみならず、「地域と一緒に住む」住宅をと..。


 この番組を見ていて、日本社会のコミュニティの崩壊要因のひとつを確信した。
大家族から核家族へ家族という単位が小さくなり、ひとの絆が壊れていった。
そこには、住居形態も間接的に影響を及ぼしていることも。
そして、今、家庭内コミュニケーションも壊れかかっている。

 山本さんが一番最初に手がけた大きなプロジェクトの熊本県の県営団地。
住民からプライバシーを侵されると苦情の嵐...
しかし、山本さんは粘り強く住民説明会を開催していく。
それでも、住民は納得しない。

 そんな中、独居の老婦人が恐る恐る手を挙げる。
「私、向かいに見える明かりがあるだけで安心するんです」

 山本さんは自分の信念と行動を確信する。

 私たちの仕事は、日々なんでもないように思いがちだが、人の心や地域コミュニティまで動かすことがある。
しかし、そのことに気づかずに仕事をするのとしないとでは大違いである。

 私たちに与えられた権限は、桁はずれている。
だが、そのことを理解し、上手に使うことができるかどうかで、そのまちの方向性までも変わるということを真摯に受け止めておかねばならない。

併読・乱読

2011年05月14日 14時23分16秒 | 読書
 今年のゴールデンウィークは長かったので、併読(自分で勝手にそう読んでいる)を始めた。
例によって無茶読みとも言える4冊同時読みである。

いかに自分の性格が注意散漫型で、支離滅裂な人格であるかがわかる。
そして、八方美人タイプだということも...

同時読みを始めたのは定かではないが、気がついたら複数の本を手にすることが多かった。

 併読するには日常の細切れ時間を上手に活用しないと読み終わらない。
そこでできる限り持ち運びやすいように小さく(文庫本サイズが理想)薄いものを意識して選んでいる。
重量感のある本は、自宅に置きっ放しということになる。

 でも、この併読手法をやめない理由は、実は一冊一冊別に手をとるのであるが、いつしかそれぞれの共通項みたいなものを見つけ出し、自分ひとりで納得しているからである。
共通項を見つけ出す意義があるのかというと、そんなにたいしたことではなく、読んでいるうちにふっと「よく似たフレーズがあったような」程度である。
そういえば、本を探すときは、そのとき困っていることや解答を探していることが頭の片隅にあって、それを導き出せそうなものを選んでいるような気がする。

 ちなみに今読んでいる本の内容は、
 1.コミュニティビジネスに関するもの
 2.コミュニケーション手法に関するもの
 3.人生訓に関するもの
 4.モチベーションアップに関するもの

 ね!ヘンテコでしょう...


生石散策(その4)

2011年05月13日 19時36分30秒 | 地域散策
☆安楽寺(あんらくじ)と履脱天神(くつぬぎてんじん)

 昔、菅原道真が福岡県の大宰府へ流される途次、遭難して越智郡桜井の海岸に漂着し、陸路を西下してこの地に履を脱いで休まれたそうです。
 



 また、蔵人頭三位中将紀久朝が勅使として下向し、道真に九州へ向かうよう伝えたということです。
それから、ここに神社を建てられ履脱天満宮  

 といい、

川に架かる橋を勅使橋 
 と呼ぶようになったそうです。


 同じ敷地にある安楽寺 





 の十一観音(一木造り立像/写真なし)は、道真の守本尊であり、平安朝の作として認められ愛媛県指定文化財となっているそうです。


 ひょっとして菅原道真は大宰府に行くのがいやで、この地に長く滞在し見かねた勅使が早く行くようにわざわざ言いにきたのかなと思ってしまいました。
裏を返せば、この地はとても居心地のいいところだったということでしょうか...

テレビ電話

2011年05月12日 22時53分17秒 | 考え方
 最近、パソコンを使ってテレビ電話を始めている。
大阪の友人と一週間に一回定期的にコミュニケーションを始めた。

 ソフトはskypeを使っている。
PCは旧型なので別にCCDカメラを購入、2千円もしなかった。
初めて相手側の画像が映し出されたときは驚いた。
時間差がなく、いわゆるサクサク動く。
その成果、つい会話が弾む。

 情報交換として相手側が開いているホームページやエクセルなどのファイルをこちらからでも見れることを教えてもらい、驚いた。
文字情報もメール感覚(?)で送れる。

 おもしろい!!

 堅苦しかったパソコンが、楽しいツールに変わった。
最初は取り留めのない話ばかりだったのが、互いにプラスになるような情報交換の内容になる。
しかも、五人まで同時に話せるという。

 実は、テレビ電話システムを他にも2社知っている。
他のシステムはどうか、近々比較してみようと思っている。

 そしてskypeをマイクロソフトが買収したというニュースが飛び込んできた。
さすが...
コミュニケーションツールとしてテレビ電話がブレークする日がそこまできているのか...

 なぜ子どものように楽しんでしまったかというと、コミュニケーションは音声情報や文字情報を伝えるだけでは楽しくなくって、相手の顔の表情やジェスチャー全部ひっくるめて見えるから楽しいことがわかったからである。




新たなコミュニケーション力

2011年05月12日 02時19分49秒 | 考え方
 今、コミュニケーションについての研究をしている。
理由はコミュニティを構成する因子(地域コミュニティでいうと「地域住民」)同士を結びつける「コミュニケーション」が円滑に機能しなくなったために、地域コミュニティの崩壊の一因になったのではないかと仮説を立てたからである。

 そして、最近よく耳にするのが「コミュニケーション力が低下した」といった内容の話であり、カルチャースクールなどでも「コミュニケーション力講座」なるものがもてはやされている。
確かに個々のコミュニケーション・スキルが低下したという理由もあるだろう。
しかし、それには社会背景や環境の変化というものも無視できないと思っている。

 その際たるものが核家族化である。
一番身近なところから会話がなくなり始めた。
大家族のころは、子どもの話の聞き役はババ様、ジジ様であった。
何よりも子どもたちの話を引き出してくれた。
 しかも、食事時に家族が揃わない。
食卓コミュニケーションが成立しないのである。
ここにも家庭教育の歪みを感じる。
つまり、子どもたちは話すことが苦手になったのではなく、その手法を教える人がいなくなり、その手法を知らない子どもたちが増え続けているということ。

 日本人の美徳とされた「あうん」の呼吸も今は昔。
そして、「話せばわかる」ということ自体が難しくなり始めた。
話し方も聴き方も訓練されないままに大人になってしまった。
つまり、「話さなくてもわかって欲しい」から「話してもわからない」という状況になったということである。

 そこで出てきた答えが、「プロとアマチュアのコミュニケーションは基本的に成立しない」という割り切りをすべきだということ。
その割りきりができ始めると、次の一手が見えてきた。
そして、自分なりの理論構築ができるよう頭の中が整理できるようになった。

 これって、行政のさまざまなシーンで出てくる合意形成のための手法として使えるんじゃないか...

 なんて、短絡的に考える私がいる。

子どもたちの歌声

2011年05月10日 19時12分41秒 | 職場の出来事
 今の職場は道路を挟んで松山市立生石小学校の正門前にあります。
 友人たちからは、何回通っても見過ごしてしまうと軽口を言われるのですが、私自身はとっても気に入っています。

 なぜなら、子どもたちの声が良く聞こえるからです。
 昼過ぎには、新入生の子どもたちの声、その子たちを並ばせようとする甲高い先生の声。
そして時間の経過とともに少しづつ学年が上がっていく子どもたちの声。
子どもの声を聞くとイライラする人も世の中にはいるようですが、子どもたちの声を聞くとなんだかエネルギーをもらっているようで、みなぎるパワーみたいなものを感じます。

 そして何よりも就業前の8時15分頃から聞こえてくる子どもたちの澄んだ歌声はなによりのビタミン剤です。
 どんなアーチストの歌よりも素敵な歌声を毎日聞ける幸せを今日もかみ締めています。

風の通り道

2011年05月09日 21時53分21秒 | 考え方
地域の中を自転車で走っていて、涼しい風が吹き抜けたかと思うと少しだけ早い風の音が聞こえてきた。
そして甘い香りがする方に目をやると、写真のような花(「はなみづき」ではないかとメールをいただきました)が飛び込んできた。

そして、目を凝らしてよく見ると風鈴がついている。
(風鈴といえば)普通は家の軒先につるし、風に泳ぐその鈴の音が涼を満たし、暑さをやわらげてくれるものである。
日本人ならではの風流であり、粋である。

しかし、この風鈴は道路横に吊るしてある。
それは、家人のためというよりもあたかも道行く人に風の通り道を感じてもらうような風情である。

今、地域の中をくまなく自転車で回っている。
(不審者ではありません...)

まず感じたことは、行き止まりの道が多いということ。
新興住宅地区の宿命か...
行き止まりの道は風が通り抜けることができない。

別に風水に凝っているわけではないが、まちづくりを行うときには風や水の流れをどうするかが大切なポイントだと思い始めた。
そのためには、鳥瞰的な視野が必要だ。
まちづくりは目先にだけとらわれると失敗する。

今日も先人が、今の幸せと未来の人の幸せを思いながらまちづくりをしたその思いに馳せている。

そして、この風鈴を吊るした家人の粋にも...

もう一度、その花を見上げると青い青い空が白い花と対照的に広がっていた。


活動のグローバル化

2011年05月03日 10時05分26秒 | ボランティア
 個人的にさまざまなボランティア活動に参加していますが、今回、友人の紹介でNPOえひめグローバルネットワークの竹内代表と知り合いました。
同団体は、NPOを突き抜けてNGOといった方がよい団体で、松山の放置自転車をアフリカのモザンビークに送り、武器と交換するといった環境保全と世界平和を両立させるユニークな活動をしておられます。
そのほか、さまざまな国々とも交流をスタートしており、まさに「平成の坂本龍馬」みたいな代表です。

 キャリアも大きな国際会議なども経験し、訪れた外国は30カ国以上、話せる外国語も数カ国語、そして何よりも思いついたら行動を起こすといったエネルギッシュな方です。
ただ、活動の行き詰まりみたいなものも感じておられたようで、提案した発展国向けコミュニティ・ビジネスに興味をもたれたようで、より突っ込んだ企画書を書いて欲しいということになりました。

海外で私のようなものの知恵が活かされるのであれば「楽しい!」と思い、ワクワクしています。
ちょうどコミュニティ・ビジネスについて基礎から勉強をしていたときだったので、理論と実践を絡めながら自己のスキルアップにもつながりますので楽しくてたまりません。

 帰りがけに、モザンビークのアーチストが武器から作った作品を見せてもらい、触らせて頂き、ずっしりときた武器の重さを感じ、怖くなりました。
自分で役に立てることがあるならば、ぜひ役立てて頂きたいと思いながら帰宅しました。

  

光の追悼

2011年05月02日 22時57分45秒 | 東日本大震災
 友人の米田さんが松山の中央商店街やJC等の志ある人たちが、東日本大震災に見舞われた方々に追悼と売上金を寄付するイベントを開催したのでぜひ紹介してほしいということなのでご紹介します。
告知は時間がなかったのであまりされなかったにもかかわらず、たくさんの方が参加いただいたということでした。
また、米田さんの力(?)でこの光イベントが広がりそうな感じです。
ぜひ、私たちもと思われた方は、行動を起こしてください。

 

 

☆キャンドルの器には、それぞれがメッセージを書いてあります。

私の相談相手

2011年05月01日 21時49分54秒 | ペットのうさぎ
うちのもう一人いる居候です。
ゴールデンウィーク、休みも長くなると家族も相手にしてくれないので気がつけば彼女に話しかけている自分がいます。
私が愚痴を言ってもただ黙って聞き流してくれますが、彼女の悪い癖はカーペットと草原を間違えてカーペットをかじったり、掘ったりすることです。