歌舞伎を初体験する目的で訪れた冬の京都。
四条南座「吉例顔見世興行」夜の部の観劇です。
傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
元禄忠臣蔵 大石最後の一日
信濃路紅葉鬼揃
源氏物語
初めての歌舞伎見物なので、お手ごろな3等席のチケットを購入しました。
舞台左手の三階席でしたが、鍛錬された役者さんの声がよく徹ることに驚きました。
いうまでも無く肉声です。
オペラグラスとイヤホンガイドのおかげで、
役者さんの表情や衣装の模様、舞台の造りやストーリーも理解でき、
本当に楽しい歌舞伎初体験でした。
幕間に舞台のセットを組み替えます。
何を見ても初めてで、興味津々!
坂東玉三郎さん・市川海老蔵さんの高貴な美しさに大感激!
人間国宝坂田藤十郎さんは女形はどきどきするような素晴らしい芸でした。
中村吉右衛門さんの大石内蔵助もぴったりの役でした。
午後四時十五分に始まった舞台は十時前まで続き、至福の時間を楽しみました。
幕間に「いづう」で予約したお弁当をいただきました。
お昼にいただいた鯖寿司も美味しかったのですが、
「太巻き寿司」も初めての美味しさでした。
甘辛く煮含めた干瓢と椎茸、伊達巻の食感が、かために巻いた寿司飯とよい塩梅。
小鯛お海老の押し寿司も綺麗で美味しいお寿司でした。
2009年はオペラとバレエを初めて体験し大感激しましたが、
年の瀬を歌舞伎見物で締めくくることが出来ました。
幸せな一年を送ることができ、家族に心から感謝です。
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