TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2015.04.28 “東京2 平成中村座”

2015-05-04 09:06:47 | 東京

【2015.04.28 tue~30 thu 東京】        
〈2015/04/28 tue 〉  
根津美術館見学後、表参道から銀座線で浅草に向かいました。
観音様のお詣りも失礼し、ひたすら平成中村座を目指します。


浅草寺境内の藤棚
丁度満開でした


松竹創業120周年
平成中村座 陽春大歌舞伎
十八世中村勘三郎を偲んで
平成27年4月1日(水)~5月3日(日・祝)
◆上演時間
〈昼の部〉
双蝶々曲輪日記 角力場    11:00-11:55
 幕間 30分
歌舞伎十八番の内 勧進帳   12:25-1:40
幕間  30分
新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎   2:10-3:25

〈夜の部〉
妹背山婦女庭訓 三笠山御殿   4:30-5:40
 幕間 30分
高坏             6:10-6:40
 幕間 20分
極付 幡随長兵衛「公平法問諍」 7:00-8:30
◆演目と配役
〈昼の部〉
一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)角力場
濡髪長五郎        坂東 彌十郎
藤屋吾妻         坂東 新 悟
山崎屋与五郎/放駒長吉  中村 獅 童
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶        中村 橋之助
源義経          中村 七之助
亀井六郎         中村 国 生
片岡八郎         中村 宗 生
駿河次郎         中村 鶴 松
常陸坊海尊        片岡 亀 蔵
富樫左衛門        中村 勘九郎
三、新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)
魚屋宗五郎        中村 勘九郎
女房おはま        中村 七之助
召使おなぎ        坂東 新 悟(4月1日~16日) 
             中村 児太郎(4月18日~5月3日) 
茶屋娘おしげ       中村 児太郎(4月1日~16日) 
             坂東 新 悟(4月18日~5月3日) 
鳶吉五郎         中村 国 生
太兵衛          片岡 亀 蔵
磯部主計之助       中村 獅 童
浦戸十左衛門       坂東 彌十郎
〈夜の部〉
一、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)三笠山御殿
杉酒屋娘お三輪      中村 七之助
漁師鱶七実は金輪五郎今国 中村 獅 童
橘姫           中村 児太郎
豆腐買娘お柳       波野 七緒八
豆腐買おむら       中村 勘九郎
烏帽子折求女実は藤原淡海 中村 橋之助
二、高坏(たかつき)
次郎冠者         中村 勘九郎
高足売          中村 国 生
太郎冠者         中村 鶴 松
大名某          片岡 亀 蔵
三、極付 幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)「公平法問諍」
幡随院長兵衛       中村 橋之助
女房お時         中村 七之助
出尻清兵衛        中村 勘九郎
伊予守源頼義       坂東 新 悟
御台柏の前        中村 児太郎
子分極楽十三       中村 国 生
同 雷重五郎       中村 宗 生
同 閻魔大助       中村 宜 生
同 笠森団六       中村 鶴 松
近藤登之助        片岡 亀 蔵
唐犬権兵衛        中村 獅 童
水野十郎左衛門      坂東 彌十郎
◆みどころ
〈昼の部〉
昼の部の幕開きは、『双蝶々曲輪日記』より、貫禄たっぷりの関取と素人角力出身の小兵、ふたりの好対照が魅力の「角力場」。続いて主人義経を必死に守る弁慶とその思いに動かされた富樫との胸を打つドラマ、歌舞伎十八番の中でも屈指の人気演目『勧進帳』。そして活き活きとした江戸の庶民を描いた河竹黙阿弥の傑作『魚屋宗五郎』は、江戸情緒が色濃く残る浅草の地によく似合います。
〈夜の部〉
夜の部は、重厚な時代物『妹背山婦女庭訓』より、変化に富んだ物語の展開が魅力の「三笠山御殿」で幕開き。十七世勘三郎が復活させた軽妙洒脱な舞踊『高坏』は下駄タップという楽しい趣向で。?客として知られる幡随院長兵衛を取り上げた様々な演目の中でも決定版といわれる『幡随長兵衛』は、江戸の町奴と旗本の姿を鮮やかに描いた黙阿弥の名作です。(歌舞伎美人HPより)


 夜の部開演時間の1時間前から立ち見席のチケットが\2,500で販売されます。
まだ14:30でしたが売り場には二十数名の行列
立見席は18席販売されます。
私は19番目
15:00頃お茶子さんの衣装を着たベテラン係り員さんから
当日券購入について詳しい説明がありました。
立見席は2F最後列の後ろで4時間立って見学するので、身じろぎもできない状態らしい
着席して鑑賞できる席も少し準備して貰えそうな感じ
買えれば御縁、買えなくても次回への御縁と笑顔で説明されました。
15:30いよいよチケット販売開始
買えました2F上手最後列の脇の席梅席という事でしょうかネ





2F上手最後列の脇の席ですが、舞台も花道も充分見物できる席でした

妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)三笠山御殿
 豆腐買おむら役の勘九郎さんに手を引かれた七緒八君が登場
 劇場が湧きました
 お三輪演じる七之助さんは余裕の演技役者さんの奥行を益々広げてほしいです
高坏
 勘九郎さん演じる次郎冠者が滑稽で下駄で踊るタップダンスも楽しかった
極付 幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)「公平法問諍」       
 橋之助さんの台詞回しで舞台に江戸の雰囲気が広がります。上手いと思います 






小屋のあちこちに18世勘三郎さんを偲ぶ舞台写真

今年4月6日94歳でご逝去された中村小山三さん







会場は簡易な構造なので空調には限界があるようです。
幕間には最上部の窓を開け放ち換気をします。

チケット売り場に行列した後、開演迄の時間を利用して松屋浅草で購入した
“深川太郎”のお弁当です。
濃いめの味付けの浅利ご飯と甘目の味付けの厚焼き玉子がコラボした美味しさ



嗚呼楽しかった
折角東京に来たのに歌舞伎を観ないで帰るのは惜しく、
立見席でもと思い当日券売り場に行列しました。
諦めなかったおかげで、楽しい思い出ができました

夜の浅草寺境内です。



スカイツリーが高近くに見えました









浅草寺境内を抜け浅草から銀座線で銀座に戻り、ホテルにチェックイン



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