衆議院の解散総選挙が決まり、街中には選挙カーの走る頻度が多くなってきました。
しかし、みなさんは日本の選挙権は地域によって一票に差があることをご存知ですか?
私は知っていたような知らなかったような…。
言われると学校で習ったような気もするのですが、あるサイトのアンケートに答えるまで忘れていました。
そのサイトとは「一人一票実現国民会議」です。
このサイト『最高裁裁判官の国民審査に際し、民主主義の基盤である「一人一票」に対する最高裁の裁判官の姿勢を統治者である有権者に広く伝えることを狙いとして、各界の賛同者を得て発足』したものらしいです。
その具体的な考えはサイト内にある設立趣意書にありますが、簡単に言うと『本来の民主主義は「一人一票」の選挙権を持つ有権者の多数決によって、国会が構成され、政府が運営されるべきなのに、現在の日本はそうなってない。これは問題ではないか?そしてこの問題を放置した最高裁の裁判官も問題ではないのか?』ということのようです。
そこで、私たち有権者が直接、最高裁裁判官を信任・不信任投票できる国民審査権を有効に利用してもらうため、国民審査の対象となる最高裁裁判官がこの『一票の格差』問題に対して『合憲派(格差容認)』であるのか『違憲派(格差否定)』であるのかを知ってもらおうと言うことらしいです。
また、自分の1票の価値がどれくらいか確認できるようにもなっていました。
実際、自分の一票がどれだけの価値があるのか見てみてはいかがでしょう?
ちなみにとおチャの住む選挙区を調べてみると『衆議院議員選挙 0.78票・参議院議員選挙 0.35票』となりました。
この他にも何箇所かランダムに見てみましたが、他の地区も似たり寄ったりでした。
私が見た中では地方の方が1票の価値が高かったです。
とはいっても全て1票以下の価値しかなかったですがね…
これって実際どうでしょう?
設立趣意書に記載がありましたが『日本の公職選挙法では衆議院選挙での選挙権の価値は、全有権者の過半数において0.6票以下の価値しかない』そうです。
参議院はさらにひどく0.3票以下というレベルらしいです。
つまり過半数の有権者は「一人前以下の国民」となるわけです。
こうなると大変な不正義だと感じますよね。
と珍しく真面目な問題について書いちゃいました
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