ブルーグラスデイ!
4月17日、オットンまつり第3弾開会。ブルーグラスの一日でした。
マイクの必要数を聞いており、とりあえずボーカル4本、楽器4本にベースとキーボードをDIから合計10系統用意しました。
1本でもマ~イク♪
ところが当日は「スライスチーズ」というバンドが持ってきはった無指向性のマイク1本だけ。用意したマイク群を左右にのけました(゜Д゜)。
13:30 石束孝司の司会で開会。トップバッターは大塘(おおとも)さんご夫妻にマンドリンとバイオリンが応援に入ります。
続いてグリーンマウンテンボーイズの登場。ボーイズなのにちと違う方もメンバーなんですね(*^_^*)。見慣れない楽器を抱えておられました。あの女性が抱えてらっしゃるのは何でしょう?この方、フォークギターのようなベースも持っておられました。ただしこのベースは電気を通さないとちゃんと音が出ません。でも電気を通すのを嫌がってらっしゃいました。しゃあないのでマイクで拾うことに・・・。
コーヒーが無くなってきたので焙煎のために台所へ。しばらすくするとベースの音が聞こえてきました。あのフォーク方のベースは電気を通さないとほとんど音が出ません。but台所にはしっかりとしたベースの音が小さいながら聞こえます。あわててPA席へ。スーパーウーハのアンプのスイッチを入れ、ボリュームアップ・・・アップ・・・れれ???音が大きくならない。それにこの女性、ベースじゃなくて別の楽器を弾いてらっしゃる。しかしこれは絶対にベースの音だ。CDでも鳴らしてるのだろうか?分からないままに台所に引き返しました。
焙煎終了のブザーが鳴り、お皿に取り出して冷却のためにウチワを持って外へ。焙煎終了後は豆を急冷する必要があるのです。それが終わって帰りがけに見た物は・・・一番後方、階段の後ろ側で「スライスチーズ」の方がウッドベースを弾いてらっしゃった(゜Д゜)。これじゃ演奏者のボリュームをなんぼ上げても音が大きくなるわけないや。
最後はスライスチーズの演奏。最初っから飛ばします。ブルーグラスと聞くと、特殊なジャンルかと気構えてしまいます。しかし心配ご無用。みんなが知ってる曲もスライスチーズがやると(たとえば加山雄三の「君といつまでも」)ブルーグラスになっちまうのです♪
卓越した演奏技術とハーモニーで客席は大喜び。4グループで合計2時間少々のステキな演奏会でした。
無指向性マイク考
初めてこの手のマイクの良さを実感しました。臨場感が違うのです。つまり目を閉じていてもどういう状況なのかを把握できます。これは単一指向性のマイクを並べたのではできないと思います。各楽器の音を大きく聴かせたい時は演奏者は思いきりマイクに近づきます。歌う場合も同じでメインボーカルはマイクの直近に、バックコーラス隊はやや離れ・・・。
曲の各場面で素早くそれをやってのける。そのためには各メンバーの役割を全員が把握しきってないとできません。自分の役割が終わったらサッと引き、次のメンバーがマイクの前に。引いてからではタイミングがずれるので引くということを条件に同時に入る。信頼感も大切です。要するに演奏者を選ぶマイクとも言えましょう。
次回は24日・・・ベンチャーズサウンドライブだ
4月いっぱい、オットンまつりも3回目を無事に終え、次回で最後です。この日は13:00開会です。食べ物のオーダーストップは12:00までとさせていただきます。長時間です。疲れたら最後まで居なくても結構ですよ。途中で抜けたり、また入ったり・・・ご自由にお過ごしください。