カフェOTTOの専属バンドはギターサウンドバージョンとグループサウンズバージョンの2つのグループがあります。17日は初のジョイントライブを開催。いや、長ーい一日でした。
この頃「書」で協力してくださっている池田さんが昨日に引き続き、今日もまた書いてくれました。入り口にも正面看板にも、字がまるで生き物のようにうごめいている感じです。書がわからないアサノにもその迫力は伝わってきます。昨夜のビヤホールでは唐揚げ作りもお願いしました。カフェOTTOのスタッフ一員として活動に協力してくださっています。
なお、彼女と僕は同級生・・・といってもアサノの長男と彼女の長女が小学生時代の同級生なんでその頃からのお付き合いをさせていただいて今に至っています。
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まずはギターサウンドバージョンから演奏開始。リエちゃんも加わり、今日は5人編成です。「霧のロザリア」から始まり、10数曲を演奏しました。この日に備えて「新曲」・・・「ロンリーギター」もやりました。ふう、なかなかベースが追っつかないや
この日はなかなか好調でした。「まぁ、80点ぐらいかな」(野田さん:談)(^^;) ドラム:井上、ベース:浅野、リード:野田、サイド:石束、キーボード:リエでお送りいたしました。
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10分間の休憩をはさんでグループサウンズバージョンが登場。
グループサウンズとは1960年代後半のわずかな間に日本の音楽シーンを席巻したバンドの総称。それまでは橋幸夫とか西郷輝彦など、ソロ歌手ばかりでした。グループと言えば、ダークダックスとかボニージャックスなどのコーラスグループ。自分らで演奏して歌うというスタイルは主にビートルズの影響を受けたものと言われています。ヘアスタイルもほとんど長髪。
ブルーコメッツ、スパイダースに始まり、タイガースやテンプターズなど数多くのグループが活躍しました。それを真似て都市でも地方でもバンド活動が盛んになりました。アサノも村祭りや老人会や神社の祭りに呼ばれて演奏したこともあります。しかしNHKだけはグループサウンズを敵視し、紅白には出場させませんでした。なぜ嫌われたのか・・・「長髪は不潔だから」と関係者が言っていたことを思い出します。それじゃ世の女性は皆不潔なんだ(^O^) 後に、短髪であったブルーコメッツだけが出場しました。
しかし1969年あたりでその勢いも止まり、70年代に入るまでにほぼすべてのグループが解散しました。しかしバンド活動そのものが無くなったわけではなく、フォークやロックなどに流れていくことになります。タイガースが解散したのはアサノが高校3年生の時。その後はこういう曲をやるのをなぜか恥じるようになり、ハードロックに流れました。
前置きが長くなりました。それから半世紀近くを経て、またその音楽を楽しんでいます。さて、演奏開始。グループサウンズではありませんが、加山雄三の「旅人よ」から始まりました。
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グループサウンズといえばノリノリ!曲によっては一緒に熱唱したり、拳を突き上げたりしながら客席と一体となって楽しみます。僕も含め、みんな結構トチリまくってましたがおおいに盛り上がったように思います。
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終了後、昨年夫を見送った婦人が涙をためて「元気をもらった」と伝えてくださいました。下手やけど、やってて良かったなぁと感じた1シーンでした。
さて、来週24日はベンチャーズとらいぶです。みなさん、心の準備はよろしいでしょうか?