バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

ロイヤルエンフィールドとグループサウンズ、カワサキWシリーズとグランドファンクをこよなく愛しています。 

20191215 カフェOTTO通信 日本音楽著作権協会との交渉経過1

2019-12-18 23:11:20 | 著作権

2019年12月11日付で日本音楽著作権協会から「BGM利用申込書」が届きました。店内でCDなどの音楽を流す場合は規模にもよりますが、著作権料が発生するということです。「支払った著作権料は作家に還元され、それを糧に作家は次の作品の創作にうちこむことができます。」とあります。そのへんのことはよく理解していますので、過去にビデオ上映した時、あるいは演奏してCDを作った時などに支払いました。規模からいえば、OTTOは500㎡以下なので年間6,000円ということです。

生演奏をする場合は座席数が30以下の場合、年間108.000円。月あたり9.000円にもなります。そして「社交場利用楽曲報告書」を提出します。それには開催日時、演奏者を記入し、1曲ごとに○楽曲名、○作詞者名 ○作曲者名 ○オリジナルの演奏者名 ○演奏時間なども記入します。A4サイズ1枚の用紙に10曲書き込むことができますが、街角ライブのように演奏者が変わると演奏者ごとに別の用紙に書き込まなければなりません。

電話で対応した結果、12月13日付に改めて封書が届きました。それによると「1ヶ月間におこなわれたライブにおいて演奏された楽曲を管理・オリジナル楽曲問わず、全曲正確にご記入ください」とありました。

同時に送られてきた別文書(音楽著作権)についての記述があります。

それによると「イベント会場での音楽の利用について・・・営利を目的としない演奏の場合には、著作権者の承諾を得ずに演奏することができます(著作権法38条1項)

この「営利を目的としない」とは「聴衆・観客から料金を受けず、かつ演奏者に対して報酬が支払われない場合」は許諾を得ずに、無償で利用できる・・・ということです。

ところが「演奏によって直接的には利益を得なくても、間接的に利益が得られる場合には、営利目的になってしまう」ということです。この間接的な利益とは○演奏会場で何らかの商品の販売や何らかの営利目的のサークル、クラブ手の勧誘。ある商品の購入者に入場を限定している場合はそれらの集客を目的におこなわれていると判断され、営利目的と判断される可能性があります。

「聴衆等から料金を受けない」場合の「料金」は、演奏会(イベント)での会場整理費・・・プログラム料金、飲食料金など、演奏とは関係なく提供されるものの実費ないし通常の料金の範囲内であれば料金ではないと考えられます。との記述もあります。

それじゃ、OTTOでは入場料金を取ってないし、コーヒー代は通常料金(現在250円)の範囲内だし、食べ物とのセット料金だって通常の500円。それなら料金でない。つまり、著作権者の承諾を得ずに演奏できるんじゃないでしょうか。

一方、散髪屋さんとか店舗で流れている音楽に対しては著作権料がかかるらしい。音楽を聴きたいためにその散髪屋さんに行くのではないのにこれは「営利目的」とされるそうです。

その辺を踏まえ、改めて日本音楽著作権協会と交渉してみようかと思います。通常の営業だけでも頭が痛いのに、まだまだ頭痛の種が・・・って感じでの年末になりそう。

また新たな展開があればお知らせいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 


20191215 カフェOTTO通信 週末はイベントだらけ!

2019-12-18 23:11:20 | ライブ

朗読の会やざくろクリスマス会など、大きなイベントが終わって一息。しかし今週末は21日にOTTO主催のクリスマス・忘年会を予定しています。篠田さんがマジックショーを承諾してくださいました。うたごえやクイズも用意。そして必殺、ビンゴゲームもあり!ヒャキンでない商品を多数用意してお待ちしております写真は4月のおっとんまつり(開店6周年記念)でのマジックショーの一コマ。また新しいブツを買って臨んでくださるそうです。

その夜はビヤホール。新しい調理を携えて皆さまをお待ちしておりまする。

そして翌日は今年最後のベンチャーズとらいぶ!午後1時開催です。入場料は無料(ただし飲み物は注文してくださいね)。著作権との関係で飲食代などの実費以外に入場料として受け取ることができませんので。それに、演奏者に対して出演料などの謝礼などをしたら、これも著作権にひっかかります。OTTOでは実費以外の料金を受け取っていませんし、出演料の支払いもしておりません。この線で日本音楽著作権協会と協議していこうかと思っております。

↑これは昨年12月のライブのもよう。

 

 

 

 

 

 


20191215 カフェOTTO通信 ざくろクリスマス会

2019-12-18 21:25:34 | まつり

今日はNPO法人、「ざくろ」さんのクリスマス会でした。4時間にわたる長時間の貸スタジオ。ご利用ありがとうございました。アコーディオンの伴奏でクリスマスソングなどを歌います。マイクは3本用意。みんなノリノリです。「さくろのお母さん」が誘ってダンスまで始まりました

参加者は25人。昼食のカレーライスやハヤシライス、レトルトなのにこれを一気に作るのは結構大変。石束さんの協力を得ながらなんとかやりきりました。

昼食後も音楽が続きます。カフェOTTOで毎週貸スタジオで練習しているHappinessが登場。昔のフォークを中心に歌ってくれました。「野に咲く花のように~~~

マイクを持って歌ってるのはミキちゃん。全盲です。素晴らしい歌唱力。鳥肌が立ちます。みんな拍手で大喝采。ざくろの宝みたいな存在なのでしょうか。

「また来年も・・・」と要請されました。OTTOがそんな場として役立ってることを嬉しく思うのです。

 


20191215 カフェOTTO通信 著作権料を支払え

2019-12-15 21:38:45 | ライブ

桜を見る会 名簿早期消去は当たり前

自民党の世耕氏が講演したそうな。冗談では無い。何千万円もの税金を使って飲み食いさせたのに、その名簿が残っていないとはなんたることか。各界で功績のあった者を招待するのが「桜を見る会」でしょうが。それなら「この人は○×の功績があったので招待します」と称えて表彰の意味で国民に知らせるべきではないでしょうか。「個人情報なので・・・」というアベ総理の答弁にも納得いきません。共産党の議員が名簿提出を求めた1時間後にシュレッダーにかけた・・・。安倍内閣はウソとごまかしと証拠隠滅で塗り固められたセコい恥ずべき内閣だと思います。

著作権料を支払えの通達

先日、日本音楽著作権協会からカフェOTTOに「著作権料を支払え」という通達がありました。今までCDを作ったりビデオを上映した際にはきちんと支払っています。著作権が大事だという思いからです。しかしイベント時の音楽に対しては入場料などを頂いておりませんから著作権には触れないと考え、支払っていませんでした。

規定では客席数26のOTTOの規模で月あたり¥9.000の著作権料が必要ということです。ボランティアで運営しているOTTOはここ数年、毎年の経理がプラマイ数万円という状態で、ようやく安定してきました。(開店1.2年目は10数万円の赤字で累積赤字は30万円ほど)もし支払わねばならないとなると、OTTOの運営は不可能になります。

著作権協会より送付された文書(著作権法)によると、利益を目的としないイベントに関しては著作権料は発生しないということになっています。それじゃOTTOでは飲食代以上のものを頂いておりませんから著作権料は発生しないことになります。ビデオ上映の時でもそう、CDを作った時にも原価以下の¥100で売ってますから著作権料は発生しなかったのではないかと思うのです。その事も含め、再度日本著作権協会と協議をしていきたいと思います。それでも「払え」となれば、OTTOは閉店も視野に入れなければならなくなります。

何千万円の税金を湯水のように使って桜を見る人間もいれば、細々とやってるボランティア活動に第2の税金のような著作権料を払えという協会。音楽活動も政治に無関心ではおられません。

朗読ライブ

15日は39の会(さんきゅうのかい)主催で山本周五郎を読む朗読ライブがおこなわれました。第3回ということですが、昨年はOTTOで開催され、今回で2回目になります。「リハをやりたいので開店前の9時から開けてほしい」という要望でした。主催者の意気込みが伝わってきます。

客席は26しか有りませんが50数名の参加者でいっぱい。予約制度だったので事前に机・椅子を借りて会場設営をしましたがギュウギュウ詰め。朗読慣れした発表者の凜とした声に会場は熱気で沸いています。

休憩タイムに要望された飲み物はコーヒーが30!これは経験がありませんでした。保温ポットを用意したのですが、それでも全然足りません。コーヒーメーカーに向かって「早よせんかい!!!」とイジイジするワタシ・・・。はぁ、ちょいと精神的にも疲れました。

朗読と言ってもスラスラと読むだけではありません。ダイナミックな動きがあるのです。迫力があります。直接見たことはありませんがまるで歌舞伎を観るよう。反省会を含め、5時過ぎまで、今日は1日朗読dayでした。しっかし、スタッフは全員が疲れすぎ、朗読を楽しむ余裕が無かったのは残念でした!次回があるなら保温ポットを追加しようと思います。お客さんもみんな笑顔で帰られました。サンキューの会のみなさま、充実した時間をありがとうございました。

 

 

 

 

 


20191212 カフェOTTO通信 2020年からの料金

2019-12-12 09:18:29 | カフェOTTO

価格改定 2020年から価格を改定させていただきます。今年から月・火が定休日となり、夏場のビヤホールも毎週やれませんでした。昨年・一昨年は数万円の黒字でしたが、今年は数万円の赤字になりそう。営業日数やビヤホールの減少により、30万円以上の赤字の恐れがあったのですが、スタッフやみな様の協力により、なんとか微少な赤字に抑えることができました。

今後の課題 一方、台所スタッフを募集したものの、なかなか集まりません。ボランティアではなく、アルバイトとして成り立つだけの「活動費」を捻出したい。それができた上で、誰か意思ある方に経営を引き継げたらと願っています。

値上げ幅 値上げ幅は単品で¥50、セットで¥100。アイスコーヒーとウーロン茶、トースト・ライスなどは据え置きました。先に飲み物を飲んで後で食事をされるパターンでは今までは飲み物代¥250、食事(単品)¥400で合計¥650いただいておりました。来年からは後で食事を希望される方もットメニューの価格で召しあがれるように改善しました。2020年からはこのパターンの食事でも¥600になります。ご注文の際に「セットで」とスタッフにお伝えくださいね。

メニュー(案)


20191211 カフェOTTO通信 イベント情報

2019-12-11 21:46:49 | ライブ

12月はギター練習生が2名増えました。一人は未経験者、あと一人は「挫折組」(^_^;)。基礎からきっちりとやってもらいます。

イベント情報 

12月

 1()13:30 街角ライブ(終了)

 7(土)17:00 ビヤホール(終了)

 8()13:30 籠谷さんを偲ぶ会(終了)

15(朗読ライブ(主催:39の会(さんきゅうのかい)) 貸し切りですので申し込まれていない方は入場はできません。入場料¥500 飲み物、ケーキ付き

21(土)13:30 クリスマス・忘年会 入場料¥500 リエちゃんの伴奏で歌ったり、ゲームしたり、多分ビンゴゲームもあり!?

     17:00 ビヤホール(演奏:黄昏横珍)←フォークデュオ、ベースが絡むかも?アコースティックを聴かせますよ

22(日)13:00 ライブセッション 出演:ベンチャーズとらいぶ とらいぶの演奏をたんまり聴いた後はベンチャーズナンバーでセッションだい!

※ 12月29日~1月3日まで、年末年始休暇。1月4日より営業いたします。

1月

 4(土)17:00 ビヤホール

 5(日)13:00 街角ライブ・・・1月からイベント開始時刻を早めます。

 

 

 


20191208 カフェOTTO通信 籠谷さんを偲ぶ会

2019-12-08 23:56:22 | まつり

12月8日、カフェOTTO専属バンド、オットーシックスのギター担当者、籠谷長幸(かごたにおさゆき)さんが12月1日に亡くなってちょうど一週間。カフェOTTOで籠谷さんを偲ぶ会を執り行いました。会場にはバンドメンバーや常連客の方々、約20名が集まってくださいました。

「会」はオットーシックスメンバーの石束孝司の司会で進められました。あいさつに続き、全員起立して黙祷を捧げました。

続いてバンドメンバーのアサノが、籠谷さんがメンバーに加入した時の事、練習してデビューした時のことまでを紹介。その後、スクリーンに映し出されたイベントと彼の演奏する姿の写真を鑑賞。

続いて会場の参加者から一言ずつ籠谷さんとの思い出や自分の思いを語っていただきました。わずか3年ほどの付き合いとはいえ、各々、心に残るものが多かったのか、発言が長くなるので司会者から「すみませんが・・・」と促されるシーンも。涙ながらにしみじみと思いを伝えてくださる方も居られました。バンド活動で他の人よりも長く付き合っているアサノよりも、籠谷さんへの思いを持っておられる方が多いのには正直なところ、驚くとともに少々嫉妬も・・・。それだけ籠谷さんの人間力があったのだと理解しました。

最後に籠谷さんが演奏している最後のビデオ、2019年4月のおっとんまつりでの動画を鑑賞。演奏しながら、にこやかな笑顔を観客、そしてバンドメンバーに送っていたのがよくわかります。固定ファンが多かったのも、これを見れば納得できます。2時間ほどの「会」でしたが、良い催しができたと思います。

その後は2つのオットーシックスバンドメンバーによる演奏を聴いていただきました。

 

 


20191202 カフェOTTO通信 籠ちゃんが死んだ!

2019-12-02 23:32:49 | カフェOTTO

12月1日、わがバンド、オットーシックスのリードギター、籠谷長幸(かごたにおさゆき)が亡くなりました。長年にわたる闘病中でもカフェOTTOで楽しい演奏をしてくれていました。

上記の写真はオットーシックスのデビュー時のもの。この頃はまだ方向性が決まっていない状態でした。それから次第にグループサウンズに傾倒していきます。我らの若かりし頃のサウンドです。

2016年4月にそれまでバンド、おっとんバンドがある事情によって解散を余儀なくされました。その年の暮れから新たなバンドを模索するなかで籠谷さんが参加するようになりました。

そして翌、2月にデビュー、その場の投票でバンド名をオットーシックスと名付けました。数か月後には毎月第一日曜日に行っている街角ライブに出演するようになりました。オットーシックスは籠谷さんの属するグループサウンズバージョンと野田さんがリードをとる北欧サウンドバージョンに分かれ、各月で交互にラストの演奏を担当するようになりました。

 街角ライブ以外にもビヤホールやジョイントライブなど、カフェOTTOでのイベントに出演。籠ちゃんのギター演奏はアクセサリーを駆使したギター離れしたものがありました。彼の固定ファンも多かったです。

2019年、バンド結成2年後から籠ちゃんの体調がおもわしくなくなりました。写真は2019年6月の街角ライブ。これが彼のOTTOでの最後の演奏になりました。

それから入退院をくりかえし、入院中も病院を抜け出してOTTOでお話をしたりみんなと一緒にギターを弾いたりする時間も持ってくれました。一時は体重が10キロも減ってOTTOに来た時には「最後のお別れに来たのか!」とも思えました。それほど衰弱していたのですが、数か月前にはふっくらとした面持ちになって登場。普段と同じようにギターを弾いておられました。なので12月1日の急な知らせには驚いています。残念、もっともっと一緒に演奏したかった。

しかし現実を受け入れなくてはなりません。彼と過ごした3年ほどの時間を思い起こすべく、下記の通り「籠やんをしのぶ会」を開催したいと思います。彼の演奏を収録したDVDがありますので当日はそれを上映できたらと思います。

日時:12月8日(日)午後1時30分開会

それぞれの皆さんが彼への思いを語っていただき、彼を偲びたいと思います。そして後半はジメジメした雰囲気を取っ払い、元気でノリノリの「籠やんと一緒に歌う音楽会」にしたいと思っております。明るくお別れをする場にできたらと願っております。