田中唯介ライブに70名余 超満員!
本日開催されたアコーディオン奏者、田中唯介さんのライブは70名を越えるお客さんでぎっしりとなりました。
93才という年齢にもかかわらず、シャキシャキとした言動には驚かされました。11時前に来店され、ウエルカムサービスも受けられずにリハ突入。持ち込まれたアンプにマイクとアコーディオンとギター、すべての音源を入れ、店の音響はただそれを大きくするだけ・・・。
butそれが難しい。そのアンプの性格をつかんでいないものですから調整に悪戦苦闘でした。高い方も低い方もハウリングで大暴れ。特にギターの低音・・・Aの近辺がうなります。ふだんの街角ライブならそこを単にカットするだけですが、それをやると同じアンプにつながれたボーカルも低音がなくなり、痩せた音声になるのです。これには弱った。ボリュームを絞ることと、後席にも聞こえるように後ろに2台のアンプを追加して対応。これでかなりスッキリとなりました。
↓ リハーサル
開演前の午後1時になると次々とお客さんが来られます。用意した椅子が足りなくなり追加。机を重ねて場所を広げ、さらに椅子を追加。こんな状態になりました ↓
読売テレビさんが2台のカメラで最初から最後まで録画。音声は後部に用意したアンプから別の機材で拾っておられました。そして開演!
満州に行ってシベリアに抑留され、酷寒の中で重労働をさせられた経験も重い話ではなく、きわめて軽快に話をされます。そしてそれにちなんだ音楽をアコーディオンに載せて発信。小さな身体からは想像できないほどの声量豊かな歌声が響きます。
トークも軽妙。会場からは笑い声や拍手がいっぱい♪
田中さんのライブを提案された方、緑が丘在住のアコーディオン奏者、長岡さんが紹介されました。彼のアコ技術も素晴らしいんですよ。
帽子を変えました。トロイカが聞こえてきそうですね。やっぱりシベリアですけん。
上の横断幕、頑張って作った甲斐がありました。ポップ体、ゴシック体、隷書体、その他の太字体などでは表現できないおどろおどろしさが表現できたと自負してるんですが・・・。
お~っとここで、OTTOのご近所の居酒屋たけしのマスター、高橋たけしさんが登場です。「おまえを離さない」を熱唱。
息子さんがギターでコラボ。クラッシクギターの名手です。
終了間際に「会場の人も一緒に歌いましょう」と、星影のワルツ。みなさん口ずさんでおられました。熱のこもった1時間40分。素晴らしい一日になりました。
終了後に読売テレビのインタビュー。難聴の僕よりも何倍もの聴力があるスーパー93!!!
夏の良い思い出をありがとうございました。
このイベントに当たって椅子を運んだり受付を引き受けてくれたり、会場の整理や後片付けをしてくれたり、いろんな人が力を貸してくださいました。こういうイベントは僕ら夫婦と吉浪さんだけではとても不可能です。
カフェOTTO運営委員会が解散して2年ちょい。傍から見ると浅野夫婦がやっている店と思われるかもしれません。でもそれでは店の運営は不可能なんです。これからの方向性も考え直す必要があるのではないかとも思ったイベントでした。
みなさん、ありがとうございました♪