標高が高いせいか、暑くも寒くもない良い朝を迎えることができました。キャンプ場では終わりかけのシャクナゲが必死に咲いています。椎葉をバイパスするR327を東へ快走。間もなくR265と交差します。これを北上すればあっという間に五ケ瀬(ごがせ)に抜けられるようになりました(その昔はトンデモ道路だった)。
R503満喫
でもそれじゃおもしろくありません。塚原ダムのダム湖に沿って東へ20キロほど行くと酷道マニアの血を騒がせてくれそうなR503を選択しました。その酷道ぶりはマップルからも読み取れるほどです。それに加え、通行の時間規制がありましたが運良く通過できました。
渓谷沿いの美しい景色を眺めながら北上。標高1.020メートルの飯干峠に差しかかると想像通りの峡路、急勾配、急カーブの連続となります。飯干川源流渓谷で休憩。緑の中でエンフィールドの端正なシルエットが映えています。以前、走り書きで投稿したときにも載せましたが再掲載します。
気持ちよい走りを堪能し、五ケ瀬から高千穂へ。この道路にはほとんど信号機がなく、かなりのスピードで流れています。取り締まりをされたらほとんどの車がアウトでしょう。道の駅たかちほで小休止。
R325を北西へ快走。南阿蘇から今回は阿蘇山をパスし、阿蘇の東を走るR265を選択。元同僚の中塚君が強く推薦する月廻り温泉温泉で小休止。ここは1996年におこなわれた県民投票で熊本県一の景勝地に認定されたといいます。確かに正面に映える根子岳が見事。だが、「神がさずけた熊本県一の景勝地」と言うのはちょっと踏み込みすぎじゃないかと思うんですが・・・。
R265は草原と森を駆け抜けてゆく往復2車線の快走路。茶髪の牛がのんびりと草を食んでいます。マップルは「交通量多い」と言いますが、平日のせいか、あんまり車に出会いません。。
九州ツーリングのメッカ、「やまなみ」へ。さきほどのR265より交通量は多いものの、外せんルートですね。バイクで走ることの喜びを体中に感じさせてくれます。瀬の本高原をちょっと過ぎたあたりの露店で休憩。焼きとうもろこしを売っています。ほとんどの場合、茹でた物ですが焼きとは珍しい。やはり茹でたものと比べると味が濃縮しているというか、香ばしいです。
驚かされたのは庭木のオブジェ。イチローがいる、くまモンがいる、鶴に象に清正君まで・・・。数えてはいませんが100体ほどあるのではないでしょうか。どうやって手入れしてるのでしょう???奥様に聞いたら、ご主人の趣味でやっておられるそうな。いや、参りました。脱毛です・・・いや脱帽です。やまなみを通る機会があったらぜひ立ち寄ってトウモロコシを食いながら眺めてください。強くお勧めします。
マップルが「緑の中をウネウネ走行」とおもしろい表現をしている県道11号、やまなみハイウェイも水分峠で終了。まこと「マップルうそつかない」。
湯布院から大分港へ。ここから「フェリーさんふらわあ」で神戸に向かいます。なぜ「日本半周ツーリング」なのにフェリーなのかといえば、運営する「カフェOTTO」での友人、内田君と恭子ちゃんの結婚祝賀会が翌々日にカフェでおこなわれ、それに参加するためです。
残念だったのはJAF会員割引(10%!大きい)を利用するのを忘れたこと。翌日、無事に神戸港着。祝賀会後、後半戦は5/27日、東へ向かって旅立ちましたとさ。
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