バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

ロイヤルエンフィールドとグループサウンズ、カワサキWシリーズとグランドファンクをこよなく愛しています。 

20240315 カフェOTTO通信 カワサキメグロ

2024-03-15 23:30:57 | バイク

webオートバイでカワサキブースが掲載されていました。その中で「メグロS1」という車種に注目。メグロといえば250ccながら王様の風格をただよわせる重量車。写真はZ7(500cc)

ところが今回発表されたメグロS1は「なんじゃこれ」。ちっこいフロントフェンダー、オモチャのようなエンジン。ガソリンタンクだけが雰囲気を再現していますがショボい。

かつてカワサキはメグロ500(K2)をボアアップしてW1Sというバイクを生産し、僕も中古ばかり3台を30年間乗り続けました。人気はあったのですがかなりの欠陥車でもありました。生産中止後、カワサキはW650というバイクを生産。心地よい振動(鼓動)を残しながら壊れる事のない車体、ピーク出力は3馬力減ったものの、使い続けることができる馬力(W1S(だぶるわんえす)の53馬力は使い続けることが全くできない瞬間馬力)。ツーリングでは30Km/ℓを越える好燃費。W650はカワサキがW1ではできなかった事を一気に解決した名車だと思っております。僕はこのバイクに10年間10万キロを乗りました。その後長男に譲って10年経ちますがまだ現役です。ところが排ガス規制で650が継続できなくなり800ccに増量。そしてこのカラーリングを変えて目黒と称するように。

 僕にはどうもこれが許されん。メグロの純潔を守ってほしい。もし当時と同じ250単気筒OHV、当時と同じデザインのメグロが販売されたら第一の購入選択肢になります。

 



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