今日11/3は私の誕生日.
文化の日でもあるので,いろんなイベントもあったが,その中で私は「すずか教育フォーラム2007」のオープニングステージの練習への立会を最優先に考えた.
そしてその選択は大正解だった.
子供達の元気さや感性の鋭さに触れ,非常に刺激を受けた.
今日は2回目の練習だったが,11/24の本番に向けて詩の朗読がまとまりを見せ始めた意義のある練習となった.
今日は児童詩コンクールからの作品朗読があったので個人的には絶対にはずせなかった.
子供達の群読も良いのだが,やっぱり作品選集に選ばれた詩を作者自身を読むことはまばゆいばかりの輝きを放っていた.
練習なんだが周囲の子供達からも拍手が出たほどだった.
最後に子供達に私が感じたことを正直に伝えた.
児童詩コンクールからの作品はそこそこ良くて,群読の方はまだまだだと.
児童詩コンクールの作品朗読はそもそも魂がこもっていて朗読者もひとりなので心がひとつだが,群読の方はまだみんながばらばらでひとつの心になっていないと.
そしてひとつの心に導くための技術的なアドバイスをした.
誰が導くのかを明確にしての指導は,子供達への意識づけとしては効果的だったのではないかと思う.
私の意見をそのまま聞く聞かないは別として,私にどういう視点があるのかをはっきりさせることができて良かった.
ひとつでも基準となるものがあれば,子供達もどこにゴールを持って行こうかと考えてくれるだろう.
来週には私への反論も聞けるとうれしいな.
それにしても児童詩コンクール作品朗読は,表彰式以来,半年ぶりに読んだもので,ほとんど予告もなしに読む出番が来たようだったので本調子とは程遠いものだったのだが,それでも素晴らしかった.
来週は今日よりもはるかに良くなることは間違いないから,本当に楽しみだ.
次の児童詩コンクールを準備中だが,開催意義の大きさを実感できて,実にうれしかった.
そういえば面白いことがあった.
休憩時間に児童がひとり私に絡んで来てふたりで漫才をしているような感じになった.
愉快な子供だと思って名札を見たら,同じ名字!
「一緒やなぁ」と言うと,彼はいきなり脈絡もなく「僕,今日誕生日!」
私はびっくりして「嘘やろ!おれも今日誕生日やに!」と.
不思議なこともあるもんだ.
今日の誕生日はおそらく一生忘れないだろう.
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