今日は「すずか教育フォーラム2007」オープニングステージの最後の練習日.
いよいよ明日11/24は本番を迎える.
30人弱の児童が詩の群読を担当し,これまた30名ほどかそれ以上の児童がリコーダーを奏でる.
私は先週の練習に立ち会えなかったので,どこまで仕上がっているのか分からなかったが,私の予想をはるかに超えた子供達の努力の結果を見せてもらった.
まだまだ当事者は不満が多いだろうが,確実に歩を進めている児童達の姿に感動した.
彼らが最初に指導を受けたことで,彼らが意識していないところで,しっかりこなしていることがある.
昨日より今日,今日より明日.前回より今回,今回より次回.
チャンスを与えられた数だけ着実に良くなっているのだった.
本番は1回限り.しかし,私はこの練習から立ち会えたことにこそ,心から感謝したい.
彼らの進歩を目の当たりにした全ての人は,彼らから勇気をもらっただろう.
昨日より今日,今日より明日.彼らと一緒にいると,誰でも未来が楽しみになるだろう.
仕上がりも上々.きっと本番では彼らのパフォーマンスに感動する人が大勢出るはず.
ただ私はその完成度に拍手を送るだけでなく,彼らが未来への勇気を与えることを讃えたい.
単に完成度を言えば,彼らは練習すればするほど向上していくわけだから,明日がベストだとは思わない.
イベントだけで評価を固める人達には,それ以上の可能性が未来に繋がっていることを伝えなければと思う.
それが目撃者としての責務だろう.
私は実行委員として,このフォーラムに参加できることを誇りに思う.
水曜日だっただろうか.久しぶりに日の出を見た.
水平線から昇る太陽がしばらく雲に隠れていた.
明るくなってきて,海よりも完全に上に来ていたはずだが,太陽自体は全然見えない.
それでも待ってみた.
すると,やや高めのところから遂に姿を現した太陽は,水平線から昇る太陽よりもはるかに明るく強い光を放っていた.
こんなにすごいものなのかと,大きく心を揺さぶられた.
児童達も不安の雲の中にいることだろう.
しかし彼らが不安の中でも昇り続け,雲から顔を出したとき,みんなの想像を超えるまばゆい光を放つことを,私は信じて疑わない.
彼ら自身の進歩に自信を持って,気持ちよくオープニングステージを迎えてほしい.
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