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ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

掘り出しモノの、トルコハマム、競売中!

2018年10月06日 06時10分41秒 | トルコ文化
さて。
寄ってらっしゃい、見てらっしゃいw

イスタンブール市の
スルタンアフメットの近く
(と言っても、1キロくらい離れてるけど)

サマティヤにある
1547年築の

トルコ式ハマム、が
本日の掘り出しものだよ~!

ってんでw
競売にかけられた


こちらの、ハマム。
正真正銘、1547年築。

しかも
その名も高い

オスマン帝国の
天才建築家、として
しられた

「ミーマル・シナン」師匠が
手がけた建物、なのであ~る!


ってw
そんな建物
普通、売るかな?!

戦国時代の頃の
建築物。

日本で、売りに
出されるかい?!

しか~し!
ここは、トルコww

何でもあり、なので
ある!

大体。
持ち主が、手放す~って
いってるわけだから。

誰にも、文句は
言わせないわけだ(爆)


ミーマル・シナン、という
建築家。

オスマン帝国時代の
有名な、

スレイマン大帝の時代に
生きた人でして。

噂では。
100歳くらいまで
生きたらしいけど(!!)

その、生涯を
建築に捧げ。

実に。
存命中に、手がけた建築は
350以上。

内容も、
バラエティーに
富んでいて。

モスク、あり。
宗教学校、あり。
宮殿、別荘、あり。
お墓、あり。
橋、あり。
水道橋、あり。
キャラバンサライ、あり。
そして、ハマムも。

彼の手がけた、と
言われる、
ハマムのうち

32個は、すでに
アトカタもなくなっており。

24個は、現在も
建物が残っている、そうで。

そのうちの、ひとつが
こちらの

「カプアー、ヤークプ・アー ハマム」
なので、ありやす~。


何か、呪文みたいな
名前だけどさw

カプアーってのは。
確か。

昔の、役職の
一つだよね。

門番長、みたいな
感じ?

問番長の、ヤークプさんのハマム
みたいな、感じかなw

ま。
広さは、約2106平方メートル。
1547年に

ヤークプ・アーの依頼により
ミーマル・シナンが
設計、建築監督した、ハマム。


第一次世界大戦を
経て

1940年頃までは
普通に使われていたそうなんだけど。

それ以降は
ハマム、は廃業し

アトリエや、工房
商店などとして、
使われていたそう。

しかし、1980年頃から
それらも、廃業し。

完全に、廃墟化
したらしい。

その後、個人に
買い取られ

修復工事が
始められたそうなのだけど。

結局、財政的な
問題が発生し

修復工事は
完全には、終わらず、停止。

現在は、完成に近いけど
修復中、な状態で

競売にかけられた、と
いうわけでございやすw

1834年に
イスタンブールを訪れた

画家の、
THOMAS ALLOMという
人なども

このハマムの様子を
絵に残したり
しているそうで。


多分、当時は
栄えたハマム、
だったんでしょうなあ。

ところで、
気になるお値段ですが。

90・000・000リラから
競売開始、なんだってさ。

これ。
16・000・000ドル。
くらい。

日本円は。
18億円???かな???

お安いんでしょうかね~?!
すごい、
歴史の遺構だから。

お安い??といえば
お安いか??

ちょっと、
調べてみたんですがw

1547年は。
日本では。

武田信玄とか。
織田信長とかが

まだまだ
ばりばり

生きてた時代で
ございますよ~?!

その頃の
建物だ、っつ~の!

そんなん
売るか!!普通!!!

とにかく。
そこのポイントですでに

驚いてる
平民・ひつじ飼いですがw


何でも。
外国企業などからの
問い合わせも

相次いでおる
そうなんで。

ここは、いっちょ。
日本の、企業さんも

ご参加なさったら
いかがでしょうかね~?!

いやいや。
個人の買取も

大歓迎だそうなんでw
お金の余ってる方。
いかがですか~www



本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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