知識を知恵に昇華させるには、、、

　脳みその中には、知識を蓄積する”後頭葉（こうとうよう）”と、創造する力を持つ”前頭葉（ぜんとうよう）”という部位があります。

　学校教育で知識を詰め込むと、後頭葉が発達します。

　しかし、後頭葉は、記憶したものを、そのまま取り出すだけしかできないので、記憶したことを応用して新しいことを生み出すことはできません。


　新しいことを生み出すには、前頭葉が発達している必要があるのです。

　そして、前頭葉を発達させるためには、自分と異なる価値観と触れ合い、その価値観を受け入れることが必要なのです（同意する必要はありません）。

　では、自分と異なる価値観と触れ合うにはどうしたらいいのでしょうか？

　簡単に思いつくのは、自分以外の多くの人間と関わること。

　表面的な関わりでなく、生きる目的・働く目的のような、人間の根幹に触れるように、深く関わることが必要です。

　しかし、現代の日本では、スマホなどの情報機器が発達したため、生身の人間と深く関わることが苦手になった人が増えてしまいました。。。←仕事の関係上、この現象に対し、少なからず責任を感じていますが。


　ここで悲観的になるのでなく、生身の人間と関わることなく、深く人間と関わることができる方法をご紹介しましょう！

　といっても、特別なことでなく、本を読むことなのです。

　一冊の本には、著者の生き方・価値観が、思いっきり込められています。

　自分の考えをぶつけつつ読書することで、著者との対話ができ、新たな価値観に触れることができるのです。


　生身の人間と、深く関わる自信がない人は、是非、読書を通して、自分以外の価値観に触れてみてくださいませ。

　自分の価値観に固執すると、視野が狭く、付き合いの幅が持てない人と思われてしまうので。



　本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。