心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

『相手が受け取りやすいボール(=言葉)を投げていますか?』

2018-12-20 08:28:43 | 昨日の感謝ごと
連日の投稿になりますが、本日も父親の手術関連で気づいたことを投稿させていただきます。
今回の気づきは、父親が入院中に病院の先生や看護師の方々に迷惑をかけないかの不安を感じる家族の言動を通してのものです。

手術中、緊急の呼び出しがある可能性があるとのことで、母親と姉、私の3人は、病院内のカフェで待機していました。
母親と姉は、手術に対する不安と女性特有のコミュニケーション能力をフル活用し、昔話などの雑談に花を咲かせていました。

その雑談の中で、父親の負の側面(と家族が感じている)である、父親のコミュニケーションの取り方について会話され始めたのです。
母親と姉が話している父親の負の側面(=瞬間湯沸かし器のようにカッとなり、人の話を聴かなくなる)は、父親と性格的に似ている私にも見事に受け継がれています。

母親と姉は、父親の負の側面を改善してもらいたくて仕方ない、という気持ちが強くなり、少々会話がエスカレート気味になってきたので、少し会話の温度を下げることを目的に、私の家族で起きていることを自己開示してみました。

3,4年前、私の負の側面は極限まで大きくなり、妻や娘たちに対して、些細なことで瞬間湯沸かし器で熱湯状態まで沸騰させてしまい、相手の話に耳を傾けられない状態になっていました。
その状態を1年以上継続したため、我が家は、精神的に崩壊状態になってしまいました。
会社や学校に行くなど、外から見るとうまくいっているようには見えていたとは思いますが。
当時を振り返ると会社を退職勧告された後の生活基盤を早期に確立したくて、思いっきり焦っていたことが原因なんだと確信しています。

1年以上と時間はかかりましたが、私自身が精神的な崩壊状態に気づくことができたことが、不幸中の幸いでした。
もちろん、自分一人の力でなく妻からの強烈なメッセージというサポートがあったおかげです。

負の状態に入っている時は、自覚はできないことが多いですが、周囲からの声を聴くことができず、どんな忠告を受けても逆上して、逆効果にしかならないことを数々の学びで知り、ようやく自分にも当てはめることができ始めました。


翻って、現在入院中の父親は、術後の身体の回復のことや、お見舞いに来てくれる人への配慮など、普段の生活時以上に精神的に負担が大きい状態なっているので、相当丁寧に伝えないとメッセージの真意が伝わらないという懸念を母親と姉にも共有/促してみました。
どこまで考えが共有でき、父親に接する際の心持ちが変わるかは未知数ですが、身近な存在に対しては甘え/期待が大きくなるということを感じた出来事だったので、投稿させていただきました。


今朝の投稿を読んで、あなたを取り巻く人間関係の中で好ましくない状態になったことに気づき、あなた自身の言動を変えてみようと考えるきっかけになれば幸いです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】
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