江戸時代には、江戸しぐさという粋な所作があったことをご存知でしょうか?
傘かしげとは、傘をさして、すれ違うときにやるしぐさのこと。
ぶつかり合わないように、傘を外側に傾け合うというもの。
こうすれば、傘から流れる雫が、相手にかかることもありません。
江戸時代に比べ、物質的にも経済的にも豊かになった現代なのに、傘をぶつからないように配慮している人は、どのくらいいるのでしょうね?!
経済的に豊かになることと、人間的に豊かになることが比例関係にないことは、現代社会を見ていると明らかですね。
人間的に豊かになるなめに、何ができるのか、を一人ひとりが考えていきたいものです。
本日も最後まで読んで下さり、有難うございました。